真夜中の花嫁/HN:かかざん

真夜中の花嫁/HN:かかざん

これも20年くらい前の話。

当時、俺はかなり霊感の強い女の子と付き合ってました。元々多少の霊感はありましたが、この子と付き合ってから頻繁に変なものを見たり感じたりするようになりました。

そんなある日の夏の真夜中の実話です。

彼女がうちに泊まった日、夜中に何だか目が覚めてしまい、横を見ると彼女も起きていてアイス食べたいなどと言うので、近くのコンビニにアイスを買いに行くことになりました。

コンビニにでアイスを買って、何だか夜中の少し涼しい夜道が気持ち良いので、アイスを食べながら少し遠回りをして帰る事にしました。

深夜も深夜なので全く車も通らないので道の真ん中辺りをフラフラ歩いて、家の近所の鳥居と社がある神社の前を通りかかりました。

何気なく神社内に目を向けると、社から5~6m離れた右側の大木の側に青白くボーっと何かが見えたので思わず足を止めました。

よく見てみると、白無垢の着物を着た、頭には角隠し?って言うのかな? 花嫁衣装を着た人が立っていて、着物の裾が風になびいて少しユラユラ揺れたりしています。

10分か15分か定かでは無いですが、何となくその場から動けずボーっと見入っていると彼女が

『ねぇもう行こう、行こう』

と言うのでハッとして、何故か忍び足でゆっくり歩いて家に帰りました。

次の日、気になったので昼間に神社に行ってその木の周辺を見てみると、何かの石碑みたいなものがありましたが何が書いてあるのかは読めませんでした。

また違う日の夜、そこを通りかかった時に何気に神社内を見てみましたが、神社の周りは背の高い木で囲まれているため

夜だと例え白い服を着ている人が社横の大木辺りに立っていてもハッキリ見えるはずがない事に気付き、ちょっと鳥肌立ちました。

今だにあれが何だったのかは分かりませんが、すごく悲しそうな雰囲気だったのが今だに印象的で忘れられません。

 

世にも奇妙な怖い話や都市伝説から不思議体験スピリチュアルまで…オカルト小説投稿/2chまとめサイト。1万3千話超えの厳選物語を貴方に★