真昼の喫茶店/HN:かかざん

真昼の喫茶店/HN:かかざん


これもまたまた霊感の強い女の子と付き合っていた20年前くらいの話。

昼過ぎくらいに彼女の地元の喫茶店の4人座れるBOX席の窓際に向かい合って座り、食事をしてコーヒーなんか飲みながらダラダラ会話して暇を潰していました。

何となくしばし会話に間があいて、俺は右手で頬杖つきながらボーっとしていたその時、彼女が突然、舌打ちしながら

『もういい加減にしてよ、あたしに何して欲しいつうんだよ』

などと言い出しました。

俺はビックリして

『えっ!何?俺なんかした?』

と言いながら彼女を見ると彼女はかなりイライラしながら

『かかざんじゃなくて横だよ、横!』

と言うので俺の隣の右側を見てみると、身体の透けた髪が肩くらいまである40代くらいのうつむき加減な女性が見えたので

ビックリしてかなり大きな声でうわっ!と声をあげてしまい、店内にいた他のお客さんがチラチラこちらの様子を伺っています。

更に彼女、

『しかもあたしの彼氏の横に勝手に座っちゃってさぁ~! あたしら何も出来ないから早く消えてよ!』

などと言ったら、その女性すまなそうに少し頭を下げながらスーっと消えて行きました。

周りのお客さんには恐らく見えていないだろうし、恋人同士の喧嘩にしては会話の内容もちぐはぐなので首をかしげたりクスクス笑ったりされました。

彼女の話だと、会話に間が空く寸前、入り口から真っ直ぐ入ってきたその女性霊に気付いたのでそっぽを向いて無視したらしいのですが、 視線を戻すと俺の横に座って彼女に助けを求めるような目をしてじっと見つめてきたとの事。

無視してればすぐいなくなるだろうと思ったけどしつこく居座るのでキレたらしいです(笑)

あんな真っ昼間の普通の喫茶店で霊的なものを見たのなんて初めてだったので、怖さよりかなりビックリしたのと同時に、彼女の強さにもちょっとビックリした出来事でした。

 
  • ゆうれい

    ちょっとかわいそうだけど付きまとわれるより正解かな

     

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