迎え盆/HN:トムキャット

迎え盆/HN:トムキャット

同居していた父方の爺さんは、俺が小学校に上がると同時に亡くなりました。

今では墓苑に納骨していますが、墓苑が出来るまではお寺さんに納骨してもらっていたんです。

迎え盆の日になると、母ちゃんに

「お爺さん連れて帰るんだから、可愛がってもらってたキャットがおぶっていきなw」なーんて言われ

「爺ちゃん、一緒に家に帰ろーねw」と、毎年おぶる真似して家まで帰ってた、微笑ましい小学生でしたw

新盆の年の事。家に帰り、夕飯を食べていると、『ザザー』とか『カッコーン』て音が風呂場から聞こえてきたんですよ。

家族全員「??」状態。風呂場に近い場所の俺が確認に行かされた(泣)

しかし…風呂場を覗いても、湯も溢れてないし、床のタイルも濡れてない…ましてや手桶なんて落ちちゃいない…

それを家族に伝えると、「あー。親父が風呂に入ったのかも…いつもこの位の時間に風呂入ってたしなぁ…」と父ちゃん。

そんな事が数日続いたある日、風呂場からの音がピタリと止んだ…。

婆さんは「あぁ…今日は送り盆の日だから、お爺さん、帰っちゃったんだねぇ」と、少し寂しげでした。

それから数年の間、お盆の時期は風呂場から音がしてました。

いつの間にか、風呂場からの音はしなくなりましたが、今思えば…音がしてたのは7年間だったような気がします。

だって、初7日とか49日とか、仏教では『7』を基準にしていて、「人は死んだら7年で生まれ変われる」て聞いた事がありますから…

全く怖くない、不思議な不思議な実体験でした。

 

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