【不思議】タマちゃんと心霊写真と修学旅行①/HN:こげ

タマちゃんと心霊写真と修学旅行/HN:こげ


高校2年の秋、修学旅行で私達は四国へ行きました。
坂本龍馬でおなじみの高知県が最初の宿泊地です。
修学旅行で高知へやって来て、
勉学に勤しむ若人が訪れる場所として…まずは●浜以外考えられません。
そこには太平洋を臨む坂本龍馬像があります。
古き時代の終焉と新しい時代の幕開けを感じて
幕末の動乱の最前線に立って疾駆し、次の時代が立てる足音を聞きながら
近江屋の一室で命を散らせた不世出の英雄…
私は新撰組副長土方歳三…トシ様の次あたりに憧れてます♪
だがしかし、剣の達人という割には北辰一刀流の薙刀の免状しか持ってないんですよね彼…
その辺りにガッカリ感が付きまとうんです坂本龍馬…
トシ様ってば天然理心流へ入門した翌年に刊行された『武術英名録』にその名があったりと
すでに達人の域だったりするんですが…坂本龍馬には剣の実績がないんですよね。
それに美男子じゃないですし…
あーでも新撰組一番隊組長で天才剣士の沖田総司様も
実は丸顔のアン●ンマン…もの凄い美形ってずっと信じてたのに…詐欺ですよ!
もう、別に史実なんてどうでもいいです。
私の脳内では沖田様は全て薄●鬼版に自動変換されるようになってますから。


話が大きく逸れてしまいました、ごめんなさい。
桂●って思ったよりも広くないんですね…防風林と海の間にあります砂浜が非常に狭いんです。
それで坂本龍馬像と一緒にクラス単位で記念撮影となりまして
私達は撮影の順番を待っていました。
本当に●浜って砂浜と防風林と海と龍馬像の他は何にも無いんですね。
あまりにも何もないから、先に撮影が終わって解放された他のクラスの生徒、
幼稚園児ですか!?って疑いたくなるくらい…他人の目を憚る気一切無しで大はしゃぎ…
砂浜で豪快に遊びはじめちゃってます。
新幹線やバスに長時間、閉じ込められての道中…その鬱憤を晴らすかのように
パンツ丸見えで走り回ってますよ。
皆さん、女子高生って自覚無いみたいです。
一人を数人で担ぎ、海中へ「ぽい」と放り投げる…
競艇選手が初めて勝利したときの恒例行事『水神祭』みたいなことをしている一団がいます。
ああ…生きながら砂浜に埋められちゃってる生徒もいます…
砂のお城を築いてる方もいらっしゃいますね…壮大で精巧な七層で見事な楼閣を持つ天主…安土城!?
あっちでは砂浜で疲れ果てゴロ寝している生徒を負傷兵に見立て、
「軽傷…こっちは重傷…こっちは…もう死んでる…」
トリアージ(患者の選別)している生徒もいます…映画『プライ●ートライアン』の衛生兵ですか?
少しは海風のいたずらに翻弄される黒髪とスカートの裾を気にしながら
寄せては返す波と戯れる…少女的な遊びが出来ないものでしょうか…
せっかく高校生になったのですから…せっかく桂●に来たのですから…
「ぎゃはははははははは!くらえ!腐った貝ミサーイル!!」
「何を!?打ち上げられてた魚の死体ブーメラン!!」
「うわ、きたねー!えんがちょー!えんがちょー!!」
「ぎゃはははははははは!!」
「ぎゃはははは」
映画『紅●豚』の冒頭に出てきたスイミングスクールの女の子達の方がまだ…
人間として上の存在に見えますよ…悲しいですけど…
全員が坂本龍馬の奥さんだった楢崎龍の霊に取り憑かれたみたいなダメ人間と化してます。
先生方も必死になって止めに入っていますけど…誰も言うことなんて訊きません。
「ウホホウホホホホウホホホホ」
「ウキキキキキウキキキキキキ」
「ぽぽ、ぽぽっぽ、ぽ、ぽっ…」
野生に帰っちゃってます。
「一体…あと何組あるのよ!?」
まだ前のクラスの…前のクラスの…全然、撮影が終わらず、
ひたすら待たされている私達…文句のひとつも言いたくなってきます。
「慣れていくのね…自分でも分かるわ」
私の前で体育座りしている委員長が出撃前のセイラさんみたいなことを呟きました。
「爺さんはこう言った…獲物を捕ろうとするな。
 海がその気にならないかぎり獲物はない。
 だから海に潜る。何度でも、何度でもってな…」
疲れのあまりか、私の右隣ではしたなく片膝立てて座るユッコが
海兵隊的うわ言を垂れはじめました。
「APFSDS(装弾筒付翼安定徹甲弾)を装填…次も同じ…」
今度は左隣…スカートの裾など気にせず胡坐かいてるアマネが
強い日差しを浴び過ぎた為でしょうか…素敵で残念な幻覚を見ているようです。
このままでは…撮影の順番が来る前に
私達のクラスが熱射病とストレスで全滅しそうですよ…
ひたすら辛抱…
体育座りで辛抱…
まだ…なんですか!?
アナベル・ガトー少佐が三年待った辛抱とは途方もない偉業であったと
今、理解出来ました!
さらに五分経過…
とうとう委員長を除いたクラス全員が砂浜に寝転がり…
築地市場のマグロの競りか、ノルマンディ上陸作戦当時のオマハビーチみたいになってます。
今なら獲物が夏服女子高生オンリーの潮干狩りできますよ。
こんなに日差しが強いなんて…
日焼け止めとか持ってくれば良かったなぁ…
それでも
私達クラスの順番はやってきません。
撮影の段階になって生徒が足らなかったり…並び方で言い合いになったり、
もう遅々として…
「………………………!?」
仕方なく海を眺めていた私…その視界で…
水平線が急に上昇した!?
な、なんですか!?
横一線に広がる白い…
それは水平線ではなく…
突然、海の中から長大な壁が現れたみたいな…
みるみる…それは高度を増して
「津波!?」
横になっていたからでしょうか?
とんでもない高さ…天まで届く程に見えました。
土色をした高波が恐るべき速さで
私達のいる●浜へ向って押し寄せて来たじゃないですか!?
逃げる暇なんてありませんでした。
下半身は水に浸かり…頭上が翳りました。
波頭が砕け私に向かって覆い被さって…強烈な衝撃…
次の瞬間には
私の身体は白い泡と土色した水の中…
波に飲まれたの私!?
身体がねじ切られるような猛烈な力が懸かり
どうする事も出来ず翻弄され…転がされ…
途轍もない圧力から解放され身体の自由を取り戻したかと思えば
手と足で確かめても…掴める物が何も無い…
地面がどこにもない浮遊感…
上下感覚すら失う海の中にいました。
一瞬にして沖の方へ連れていかれてしまったみたいです。

「…………………………」

恐る恐る…
目を開くと…
痛いです!めちゃくちゃ痛い!
海の水痛ーい!!
それでも我慢です!
どうにかして…明るさだけは確認しないと…明るい方へ…行かないと…
早く…水面へ出ないと…
浮力任せで勝手に海面へ出られるなんて甘くはないはずです。
肺にある酸素量には限りがあります。
運動神経とか肺活量にはまるで自信の無い私に
チャンスはそれほど多く残っていません。
冷静に…冷静になるんだ…
こういう時こそ冷静に…パニックを起こしたら駄目
そう、自分に言い聞かせ…
あ、あっちの方が明るい…
必死で手足を掻いて向かいます。
そして、海面へ顔を出すことができました!
新鮮な空気を肺いっぱいに吸い込み…
一度も顔を出さず溺れ死ぬことが回避できました。
まだまだ生きていられるぞ私!
「あ………え!?」
安堵したのも束の間…
とっても残念な…
立ち泳ぎする私の目に絶望的な光景が飛び込んできました。
陸地…
桂●がとんでもなく遠く離れた場所にありました。
あんなところまで泳いでいくなんて…不可能…
結局、このまま…力尽き…
お魚にさんざん突かれて…
ぶくぶくに水分吸って体内にガスが溜まった『成瀬川土左衛門』に酷似した悲惨な状態で
ブルーシートに包まれるのは確実…
ポロポロと
海水に濡れた頬を目から溢れた熱い液体が流れ落ちていきます。
死がすぐ目の前にありました。
高知のすぐ南沖を黒潮が流れています。
あれに乗っちゃったりしたら…
確実な死…
「私、死んじゃうよ!死にたくないよ!!」
見渡す限り…360度完璧に隙の無い危機です…抗う術なんて何もありません。
遠くの陸地を見つめ泣く事しかできない私…
その私のすぐ傍…
「ぷはぁ!!」
何か生物が浮上してきました。
「やっべぇ!間違って一度、海底まで行っちまったぜ!!」
ジャック・マイヨールですかあなたは!?
見間違える筈ありません!大親友のユッコです!
「ユッコォ!」
抱きついていこうとしたのですが海水が邪魔して…なかなか…
「お、無事だったか…まぁ、巨大エアバック二つを標準装備してるから
 溺れる訳ないか…浮力抜群だし…でも、無事で本当に良かった!」
水泳部で運動神経抜群のユッコがこっちへ来てくれて私の手を取り、
生きて再会できたことを喜び合いました。
「委員長やアマネ達は大丈夫かな?」
「大丈夫に決まってるいるだろ!お前と比べたらあいつらは
 どんな状況からでも生還する異能生存体みたいなものだ!!」
まぁ、去年の宿泊学習でそれはもう…痛いほど理解しました…皆の異能生存体っぷりに…
「そうだよね♪絶対に無事だよね」
「よし、それでは陸へ向かって泳ぐとしようか」
事も無げにユッコは言いました。
水泳部故の自信?でも、プールと海は全然違うんだよ!?
「え?あんなに遠いんだよ!?私じゃ絶対泳ぎつけないよ!!」
「出来ないと思うからできない、出来ると思ったらできる!」
「そ、そんな精神論…」
今だってだんだん流されつつあるんですから!
「昔、ある偉い人が言った…戦いとは常に二手三手先を読んでおくものだ…と」
「読んだ…の?」
「いや、全然」
「あああ!死ぬんだ!死んじゃうんだ!私にはもう帰れる場所なんてないんだぁ!」
「最後まで希望を捨てちゃいかん。あきらめたらそこで試合終了だよと
 安●先生も言っていただろ?」
「う、うう…バスケがしたいです…」
「大丈夫!私達は生きて陸へ戻れるよ!
 そして、生きてこの足で
 冬のビッグサイトの床を…踏む!!」
『漢』です!私はユッコに『漢』を見ました!!
漢字の漢と書いて『ヲトコ』と読む!ユッコこそ『漢』です!!
そうです!ユッコの言う通りです!
私達は生きて冬●ミへ赴き、我が大儀を成就せねばならんのです!!
女性向けのエド君とロイ様が…すっごく破廉恥でファンタジーなハ●レン本を!!
「心、洗われました…死ぬまでお傍を離れません!」
「征くぞガトーよ!!」
「ハッ!」
私の身体に闘志が漲り…妙に身体にまとわりつく…足に絡みついてくる
海の水を引き剥がすようにして手足を揮い、
私とユッコは●浜を目指してクロールを開始するのでした。

後半へ続く

 
  • 今晩は

    土方は、確かに格好いいですが、それは今の感覚。あの当時は沖田の様なヒラメ顔のほうが、京都の女性受けしていたかもよ。因みに歳が女性受けしていたのは、彼は、結構、豆に女性に筆をとっていた、と言う話しもあります。今も昔も女性に豆な人が受けるみたいですね。確か、歳は五稜郭にたてこもっているとき、新年の俳句会で、最高得点叩き出したみたいです。教養ある、幕府のお歴々を差し置いて。

     
  • 匿名

    最初のそもそものコメントはよくある煽りのコピペ
    そもそも②はコピペを修正入れながらでボロがでる。困った人達シリーズ知っている奴いねーだろうとか思って風呂敷広げる
    まさか検索して最初にでるのがこげ氏本人のブログとは思ってなかったらしい
    さすが馬鹿の定番と信頼の馬鹿わかみ
    そもそも③は自分の失敗に気がつき必死だなというところだろう。
    本人が記事に他サイトで前に書いた話を大幅な修正入れて投稿しているとあったことも誤算。
    こげ氏と他サイトを知る人間が現れ、必死で食い下がるが、俄かにはネタがなさすぎて相手にならない。
    完全にバレて加齢臭が充満残念!

     
  • 匿名

    そもそもさん、あんたえらい誤解してますな。読み手からすりゃオリジナルの駄作よりゃ良作コピペの方がはるかにマシでんがな

    残念!!!

     
  • 匿名

    それよりそもそもは相手が分かっていてパクリ疑惑だして名誉毀損してるよな
    ブログ管理者だから身元も分かってるしマズくね?

     
  • 匿名

    そもそも、他のサイト名書いたらまずいだろう。天通にも該当サイトにも失礼に当たるぞ
    一利用者ではなくブログ管理者として天通管理者へ抗議した時、どうするつもりだ

     
  • 匿名

    読者の目が肥えたから自分の書いた話はつまらないと思われてしまうとか言いたいのかーかみ?
    かーかみの話は誰が読んでもつまらないよ?
    かーかみ?かーかみはもう書かない方がいーよ
    なに書いてもつまんないもん

     
  • 匿名

    検索済みだそもそも。そちらも確認済ませた。
    こげ信者か。笑えるな
    全文コンペアなら裏で走らせるだけだから楽だ。お前は常に詰めが甘い。
    事を起こすが、目的を成功させるだけの努力をしない。達成させるだけの根気がない。自分が思っているほどの才能がない。何かを生み出す頭がない。
    まず、そんなやつが昔、人気の取れるシリーズなど書けるはずがない。
    書いていたなら証拠をみせろ。
    そもそもの文体と原稿の比較チェックしてやるからそのシリーズをだしてみろ
    残念の使い方に特徴だしたのはワザとか?
    笑えるな

     
  • 匿名

    そもそもの書いてあること全部嘘だったぞ
    管理人さんこういうのどう処分するんだ?
    完璧に作者を陥れてたよな

     
  • おに

    ここの投稿作品と既存ででている作品で類似していると思われるものを全文コンペアかけさせてもらった。
    こちらの作品は全てに推敲がかけられ、大幅に加筆修正が確認できた。
    丼物語りはほとんど書き直しに近い状態だ。
    念の為、文体チェックもかけた。
    たぶん間違いなく本人の手による加筆修正だ。

    ちなみに以前、河上龍泉が奇妙に投稿したカイワレと河上龍泉が本人の書いたものではないと否定した怪し語りのカイワレを全文コンペアかけたところ、一文字しかちがってなかった。もちろん文体チェックは河上龍泉本人であるとでた。
    、←これ一個だけの違いだからな。

    そもそもの書き込みは注意をこげ氏へ注意を向けさせる必要がある人物によるものであると思われる
    これも文体チェックするか?

     
  • 匿名

    それにこげ氏情報追加するぞ
    河上がアクセス禁止になったサイトでこげ氏は連載もしていた。
    そのサイトでクレーム処理に失敗してサイト上げての騒ぎになり去った。
    たまにネットの友人へ近況報告がてら作品をそのサイトへたまに投稿している

    蛇足だが
    河上龍泉は怪し語りの名前で投稿していたが罵倒されても評価はされなかった

     

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