【怪異】黒い影と愛犬/HN:ポム

黒い影と愛犬/HN:ポム

私が今年の夏に体験した出来事です。

その日は夜勤明けで朝8時頃に帰宅。体がとても疲れており、帰宅早々食事も取らずにシャワーを浴びてベッドに入りました。

…何時間経ったのかわかりません。真夏に窓を閉め冷房も付けずに眠っていた私は暑さと息苦しさで目を覚ましました。何か怖い夢を見ていたような気がします。

暑さで頭はボーッとしており時計を見ようと体を起こそうとしましたが…「!?」……突然の金縛りで体が動かないのです。

相変わらず頭はボーッとしていましたが意識が徐々にはっきりしてくると、だんだんと息も出来ないくらい苦しくなってきたのです。

ふと、ベッドの横にある窓に目がいきました(曇り硝子の窓です)。窓の外には黒っぽい影が2つありました。外は明るく少し日が傾いていたのか窓がオレンジ色に染まっていました。

私は金縛りと息苦しさの中必死に金縛りを解こうとしながら影を見ていたのですが、その影が「鳥」となにか「布」のようなものだということがわかりました。

「鳥」は横を向いており微動だにしません。「布」はヒラヒラと風になびいているようでした。その間も息はどんどん苦しなり、金縛りで耳はキーンと耳鳴りがひどく私はパニック状態です。

どうすることも出来ないでいると、突然耳元で何か動物のようなものが「ハッハッ」と息をかけてくる気配がしました。私はそんな状況の中窓の外の影から目が離せないのです。

その時初めて直感で横向きの「鳥」の影がこちらを向いたら『ヤバイ』と感じました。その途端ものすごい恐怖を感じ金縛りを解こうともがいたりしたのですが、なかなか解けないのです。

耳元の動物は姿は見えませんが仕切りに走り回っているような…とても忙しない動きで暴れているような感じです。私はその気配を感じながらだんだんと意識が遠くなっていきました。

それから何時間経ったのかはわかりません。私はいつの間にか眠っていたようです。外はもう暗くなっており、窓の外には外灯が付いていました。

「鳥」と「布」の影はなくなっていました。あの動物の気配ももうありませんでした。

自分の身に何が起きていたのかは全くわかりません。ただ、私はあの影がとてもよくないもののような気がしてならないのです。もしかしたら死神だったのかもしれないと…。

そして、あの動物の気配は亡くなった愛犬が助けに来てくれたのではないかと今では信じています。

起きてすぐに窓の外を確認したのですが、鳥が止まれるスペースはありませんでした。どうして私の所にあの影が現れたのかは謎のままです。

2013年12月07日(土) 01:11
ポム ◆-
投稿広場より掲載

 
  • ポム

    実話です。

     
  • 匿名

    へえ~

     

世にも奇妙な怖い話や都市伝説から不思議体験スピリチュアルまで…オカルト小説投稿/2chまとめサイト。1万3千話超えの厳選物語を貴方に★