【怪異】アケミちゃんとアケミちゃん?と兄①

アケミちゃんとアケミちゃん?と兄

[幽霊と戦おうとした兄]を投稿した者です。今回も兄と体験した恐怖体験を書きました。

かなり昔の事ですが、先日兄と恐怖体験の思い出等を話した時に、色々思い出したので書かせてもらいます。

昔の事なので、兄との会話等はうろ覚えなのですが…こんな事喋ったなって事だけは覚えているので、細かい所は、なんとなくこんな会話だったなって感じです。

そしてここからが本文です。

これは私が高校2年生の夏休み、確かお盆の時期で、もう20年弱前の体験になります。

その年、お盆休みに家族で旅行の計画を立てていました。予定は北海道内を3泊4日で廻る計画で、父と母と兄と私の4人で行く事になりました。

私がもう高校2年になった事だし、家族で旅行に行くのはこれで最後にしようって事で、これが4人で行く最後の家族旅行になりました。

いつもは親が旅行の計画を立てて、行く場所、泊まるホテル等は全部親が決めていたのですが…最後の家族旅行なので、行く場所や泊まるホテル等、全て兄と私の2人で決めて良い事になり、私と兄は北海道の旅行雑誌を書店から買ってきて、何処に決めるか色々話をしました。

どうせ行くなら面白い所がいいという事で、普段では行かないような所ばかりを選んだような気がします。

そして旅行の1日目と2日目は楽しく色々観光を楽しんだのですが…3日目のホテルで恐怖の体験をしたのです…

3日目は道東のR町にあるR観光ホテルに宿泊したのですが…このホテル、ちょっと変わっていて…元学校をそのままホテルにした所でした。

小、中どっちの学校だったかは分かりませんが…外観は普通の学校で、中もホテルって感じじゃなく、なんか殺風景な作りで、正面玄関から入ると、下駄箱があったと思うフロアには何もなく、左手奥に小さなロビーがあるだけでした。

フロントでチェックインを済ますと、部屋の鍵を渡されて、部屋の場所を教えてもらうだけ。荷物持ちもいなければ、細かい説明もありませんでした。

私と兄の部屋は正面玄関から入って右手の一番奥の部屋で、その隣が両親の部屋でした。

鍵を開けて部屋に入ると、ビックリしました。目の前には、何もない殺風景な6畳位の部屋があり、一瞬「え?」と思ったのですが…良く見るとその部屋の左手奥にもう1部屋、10畳位の和室がちゃんと有りました。

一瞬何もない6畳の部屋で過ごさないとダメなの?と思ったのですが…ちゃんと普通の部屋があって安心しました。

部屋で着替えると私達は直ぐに大浴場に向かいました。大浴場に向かう途中にパントリーが有り、給食を運搬するエレベーターが付いていました。本当に学校をホテルにしたんだなぁって思い、辺りを見ると、共同の洗面台や共同のトイレ等、そのまま残っている物もありました。

大浴場は体育館を改築したみたいで、露天風呂こそありませんが、なかなか広くてゆっくり入る事が出来ました。

風呂から上がり、部屋に戻る途中で何人かの浴衣を着た人とすれ違いました。私達の他にもこんな珍しいホテルに泊まる人がいるんだなぁって思いました。

部屋に戻ると兄が…

兄「本当に元学校なんだな」

私「そうだね」

兄「いっその事浴衣じゃなくて制服かジャージにすればいいのにw」

私「何でホテルに泊まって、制服やジャージを着なきゃなんないんだよ? 制服なんて動きづらいし、俺らならまだいいけど、親父や母ちゃんの制服姿なんか見たくないわ」

兄「確かにw」

私「しかも、じいさん、ばあさんも泊まる訳だし。じいさん、ばあさんも制服姿になるんだぞ」

兄「マニアにはたまらんなw」

私「……」

兄「でも何でこんな所をホテルにしたんだろ? 景色だって良くはないぞ」

私は窓を開けて外を見てみると…辺り一面山しか見えません。

私「本当だ、山しか見えない」

兄「ヤマーしかないしょ?」

確かにこんな山の中、何も無い所にわざわざ観光ホテルを作ったのは分からなかったし、兄が山の事をヤマーと言うのはちょっと理解不能でした。

それから夕飯の時間になり、私達は食堂に向かいました。流石に観光シーズンという事もあり。何組かの宿泊客が、もう席に着いて、食事をしていました。

飯は結構ボリュームがあり、値段の割には良い物が並べられていました。兄や両親は、夢中になって食べていたのですが…私は食事会場に入った途端、腹痛と頭痛に襲われ…そんなに食べない内に自分の部屋に戻りました。

部屋に戻ると、既に何も無い6畳の部屋に布団が2つ並んで敷いてあったので、私は布団の中に入り休んでいました。

すると…隣の和室から、ガリガリガリガリと何かを引っ掻く音が聞こえてきました。最初は身体の調子も良くないので、ほっといたのですが…余りにもガリガリ五月蝿いので見に行ったのです。

和室に入り、窓を見てみると…窓の外から窓を引っ掻く手が見えたのです…窓の作りは、内側に曇りガラスの窓になっていて、外側にも普通の窓ガラスがあるのですが、その外側の窓の外から引っ掻く手が見えました…

私は一瞬固まりましたが、誰かのイタズラだろうと思って、窓に近づきました。そして内側の曇りガラスを開けたのです…すると、そこにはもう引っ掻く手はありませんでした。

おかしいと思い、いちょう外側の窓を開けて外を見たのですが…外には誰もいませんでした…考えても分からないので、余り気にせず布団に戻りました。いつの間にか頭痛は治まっていました、ですが腹痛はまだ続いています。

それから少しすると…兄が部屋に戻ってきました。すると兄は…

兄「夕飯があんなにいい物が出るとは思わなかったな…給食みたいのが出たらウケるなって思ってたんだけどなw」

私「いちょうホテルなんだから給食が出る訳ないだろ…給食出ても誰も食わないだろ」

兄「でも給食のカレーとラーメンは人気だぞ」

私「何で観光ホテルの夕飯でカレーとラーメン食わなきゃなんないんだよ?」

兄「そういえば、身体の調子はどうだ? 」

私「スルーするなよ……まだ腹が痛いよ…」

兄「そっか、じゃあ母ちゃんから薬貰って来てやるよ」

私「ありがと、頼むよ」

そう言って兄は隣の両親の部屋に行きました。少しすると戻ってきて兄は…

兄「ホラ、正露丸だ、歯に詰めろ」

私「何で歯に詰めなきゃなんないんだよ?歯は痛くないよ」

兄「そっか…おかしいなぁ?」

私「おかしいのはあんただろ…」

すると何をとち狂ったか、兄は正露丸を持ってきた手を舐め始めました。

兄「オオォゥウエェェ」

私「もう何がやりたいんだよ?」

兄「いや、正露丸詰めた事ないし、舌で正露丸に触れたら舌が痺れるって聞いたから、ちょっと実験してみた」

私「……」

兄「まさかこんなに強力だとは思わなかった、吐きそうになったよ」

私「……」

兄「具合悪い…俺も寝るわ」

私「……」

そう言って兄は隣の布団に入っていきました。

それから、どうやら旅の疲れもあったせいか、いつの間にか眠っていました。

何時間位経ったかわかりませんが…私は部屋が揺れているのに気付き目が覚めました。私は地震だと思い、飛び起きて布団から出ました。まだ微かに揺れています。

それから兄の方を見てビックリしました。兄が一番揺れていたのです…震源地は兄でした…兄が布団の中で目を見開いて、ガクガク震えているのです…

私はパニックになったのですが…とりあえず兄の身体を揺すって大丈夫?って声をかけました。すると…身体の揺れは治まり、突然兄は

ウオォォォって声をあげて起き上がりました。とりあえず兄を落ち着かせ、話を聞きました。

兄の話では、兄も眠っていたようです…すると突然金縛りになったようで…身体だけが動かなくなったのですが、目だけは自由に動かせて耳はハッキリ聞こえたそうです。

すると隣の部屋からガリガリガリガリって何かを引っ掻く音が聞こえてきて、なんかヤバイと思い、なんとか身体に力を入れて金縛りを解こうと思って全身に力を入れたそうです…

すると、身体がガクガク震え始めたという訳だったみたいで…私が身体を揺すったら金縛りが解けたみたいです…

兄が布団から出ると全身汗だくでした…布団も人の形に汗の跡が残っていて、尋常じゃない汗の量でした…

私「オネショみたくなったねw」

兄「全身オネショだなw」

そう言って2人で押入れから新しい布団を出して、敷きました。兄は…

兄「なんか疲れたからもう1回寝るわ」

私「わかったよ、何かあったら起こしてあげる」

兄「頼むわ」

と言って兄は着替えて直ぐに眠ってしまいました。

時計を見ると11時半位でした。いつの間にか腹痛は治まっていて、まだちょっと眠かったのですが…

兄が聞いたガリガリって音と、私が見た、窓を引っ掻く手が出していた音が一緒みたいだったので、妙に気になって眠れませんでした。

私は10畳の和室の方に行き、お茶を飲みながら、テレビを見ていました。辺りは妙に静かで、テレビ以外の音は冷蔵庫のブゥ~~ンって音しか聞こえませんでした。

やけに静かなホテルだなぁ…って思ったのですが…多分若い人は泊まっていないみたいだし、年配者が多かったみたいだから、早目に寝る人が多いのかな?って思い、余り気にせずにいました。

私は眠くなってきたのですが…なんとなく寝るのが嫌なので、ちょっと朦朧とした頭でテレビを見ていました。すると、突然…

アケミちゃ~ん…アケミちゃ~ん…

って女の子の名前を呼ぶ、小さな女の子の声みたいのが聞こえてきました…

私は最初、冷蔵庫の音がそんな風に聞こえるのかな? って思い、余り気にしなかったのですが。ずっと聞こえてくるので、気持ち悪くなり、兄を起こしました。

兄は直ぐに起きてくれたのですが…また全身に凄い汗をかいていました。布団は…全身オネショ2号になっていました…

もう替えの布団が無い為、布団はそのまま放置、兄に気持ち悪い声が聞こえる事を告げると…兄にも聞こえるらしく、2人で声が何処から聞こえるか、黙って耳を澄ませました。

すると窓の外から聞こえるらしく…兄が窓の方にツカツカ歩いて行き、窓を勢いよく開けました。ですが、外は真っ暗で何も見えません…それでもその闇の中から女の子の声は聞こえてきてました。

兄「多分夏休みだから、地元の子供が何処かで遊んでるんでないかな?」

私「でも女の子の声、1人しか聞こえないし…」

兄「じゃあ、誰かがアケミちゃんって子を捜してるんだろ? あんま気にするな」

私「そうだね…」

兄「それより全身オネショしたせいか、身体がベタベタして気持ち悪い、一緒に風呂行かないか?」

私「うん、いいよ」

それから一緒に大浴場に行きました。

廊下はシーンと静まり返っていて、フロントにも人影はありませんでした。大浴場に着くと、大浴場にも人影はありません。どうやら貸切のようでした。

私達は貸切の大浴場でゆっくり湯に浸かっていました。すると、そんなにしないうちに、脱衣所にスゥーっと人影が入ってきました。

浴場と脱衣所とのドアは曇りガラスがはめ込まれており、脱衣所に誰か入って来たら、分かるようになっていました。ですが…その人影は、いくら経っても浴場に入って来ません…

脱衣所を見ると、人影はまだ脱衣所の中を行ったり来たりしてるのが見えました。いったい何をやってるのだろう?と思った時でした…

脱衣所の方から、アケミちゃ~ん、アケミちゃ~ん、ってアケミちゃんを呼ぶ声が聞こえてきたのです。

②へ続く…

 
  • 匿名

    いちょうは御指摘の通り一応です(笑)
    なんか恥ずかしいですね(笑)

    誤字脱字申し訳ありません。

     
  • この話を投稿した者です…

    こちらこそ失礼しました。

    お手数おかけして申し訳ありませんでした…

    色々考えたのですが…
    投稿は続けたいと思います。
    今度からは奇妙の方ではなくて…
    こちらに直接投稿したいと思います

    そうすれば今回のような事はないでしょう…
    本当に申し訳ありません。

    辞めようかなって思ったのですが、残念だと言ってくれる人がいるので…

    あと、冷蔵庫の音もブゥ〜〜ンがブゥ ンになってましたね(笑)
    面倒くさいでしょうから、放置で結構です(笑)

    すいませんがこれからもよろしくお願いいたします。

     
  • 匿名

    投稿者さんが激怒のところ、追い打ちをかけるようですみませんが、「いちょう」って言葉が二ヶ所もありますが、「一応」という理解でよろしいでしょうか?そこが一番不思議に感じたお話でした。

     
  • 奇妙管理者

    投稿者様

    失礼いたしました。

    ①メールボックスの迷惑メールフォルダをアドレス検索したところ、
    【続きの本文2】のメールだけそちらに自動振り分けされていたようです。
    (今後は迷惑メールフォルダも確認するようにいたします)
    ②【1日目と2日目】の2日目を全角数字に修正する際に、誤って3日目と改修しました。
    ③本来【アケミちゃ~ん】であるはずの箇所は、環境依存文字エラーにより【アケミちゃ ん】と受信表示されていました。

    以上3点の過失により、大変不快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ございません。
    11月1日より秀逸な長文を多数メール投稿していただき、ありがとうございました。

     
  • この話を投稿した者です…

    サイト運営者様
    これは私に対する嫌がらせでしょうか?

    こっちに非があると思って確認しましたが、
    しっかり送信ボックスの中に続きの内容も入っていました。
    続きもしっかり送信しております。

    そしてもっとイラッとしたのですが…
    1日目と3日目を楽しく観光したと書いてますが、
    何故要らない修正をするのですか?
    送った内容を確認したのですが…
    ちゃんと1日目と2日目と書いて送っています。

    しかもアケミちゃ〜んをアケミちゃ んと書くし、
    私には理解できないのですが…

    そしてこんな不十分な状態で載せるのは多分、幽霊と戦おうとした兄のコメント欄を見て載せたのでは無いですか?

    もしそうなら、載せるように催促したのは私ではないし…
    私は気が向いたらスレッドの方に投稿すると言っていますが…

    そして本当に続きが送られてないのなら、
    幽霊と戦おうとした兄のコメント欄に、続きが送られておらず、載せれませんと言ってくれてもよろしいんじゃないですか?

    ハッキリ言って不愉快です…

     

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