【笑える霊】アダルトな幽霊/HN:いくゆみ

アダルトな幽霊/HN:いくゆみ


知り合いから聞いた話。

その日、友人はDVDをレンタルしに来ていたそうだ。

有名な大型店舗ではなく、こじんまりした小さなレンタルショップ。時間帯は深夜。そんな店舗、時間帯にしたのには深い理由があった。

「男としてはどーんと構えて借りればいいのだろう。だが俺にはそんな勇気はないし夕方に行くと店員が女の子だったりするのだ。

人間、嫌われるのを避けておいて損はない。きっかけはどこに転がっているかは分からないもんだ」

そんな言い訳を語りつつ友人は話を続ける。

人目を避けつつお店の奥へと向かう友人。素早く大人なコーナーに滑り込む。その慣れた無駄の無い行動に訓練された兵士でさえ驚くであろう。

ちらりと周りを見渡す。自分だけしかいないのを確認し、ゆっくりと、でも手際良くDVDを選ぶ。3本選りすぐりカウンターまで行こうとした、その時。

棚の反対側に人の脚が見えてとれた。まさか選んでる間に人が…友人は困惑した。

「見てとれる限りハイヒールを履いている、女性だ。しかも、すらりとした良い脚、俺には分かった。あれは美人に違いない」

戸惑って動けずにいる友人は少し考えた。

「いや待てよ、このコーナーにいるという事は美人ちゃんも…自分と同類の変態という事だ!」

そういう結論を出した友人は反対側の棚に飛び込み話を掛けようとした。

が、その美人ちゃんには脚から上は存在しなかった。

友人は落胆してカウンターへと向かったという。そして「世の中は残酷だよな」と涙を流して話を振り返った。

その幽霊が何をしていたのか、何故そこにいたのかは全くわからない。

 
  • やまっち妻

    その霊子さんは、変態さんというより、彼氏を喜ばせようとした、甲斐甲斐しい人か、資料集め中の秘書かなにかか、絵を描く人か(AVはめちゃ参考になりますよ!)そういう人。それかただの愉快犯霊。…一番可能性の低いところで実力不足の透明人間かも。わかんない。

     

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