【怖い話】なおこさん/HN:ュィ

なおこさん/HN:ュィ

私の小学校のときの話です。

私にはさきという友達がいました。その子はちょっと変わってて、急におかしなことを言ったり、行動をとったりするような子でした。霊感があったのだと思います。

よく、「ほらそこにいるじゃん、一緒に遊んじゃだめ?」とか、急に走り出したりして、私が「どうしたの?!」と聞くと

「だって追いかけてくるから、鬼ごっこしてるんじゃないの?」とか、幼心に恐怖心を抱いていました。

さきちゃんには両親はいませんでした。祖父母のところで暮らしていました。

ある時いつものように公園で遊んでいると、「あ、なおこさんだ!なおこさん!一緒に遊ぼ!」と、突然言い出すのです。

私はまただと思い、「さきちゃん、いいかげんにしてよ!誰もいないじゃん!なおこさんって誰なの?!」と言いました。

「なんで、そんなこと言うの?!なおこさんと、仲良くしないとダメなんだよ!なおこさんにおしおきされるんだよ!死んじゃうよ!」

と言い返してくるので、私は「もういい!私帰るから!」と、ケンカ状態のまま家に帰りました。

数日後、私はさきちゃんに謝ろうと、出かけるため、玄関を開けるとそこにはさきちゃんの姿が。

謝りに来てくれたのかな、と思い、「さきちゃん!ごめんね!」と、私はその場で言いました。

すると、さきちゃんはぱあっと笑顔を見せて言いました。

「やったぁ!○○(私の名前)ちゃん、なおこさんと、仲良くなったんだね!よかったぁ!」

私はぽかーんと口を開けるしかありませんでした。

「何言ってるの?なおこさんなんて、知らないよ?」

「でもだって、○○ちゃんの横にいるじゃない、なおこさん」

すると、さきちゃんは今までに見たことのないような満面の笑みを見せてくれました。

それからさきちゃんには会っていません。

なおこさんが、何なのか未だにわかりませんが、あの時のさきちゃんの、満面の笑みは今でも忘れられません。

 
  • 匿名

    いいね。不気味さが何とも言えない…(>_<)

     
  • ドクロン

    子供には見えないものが見えているのかもしれませんね。

     

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