【怪文書】転校生/HN:アナゴヌルヌル

転校生/HN:アナゴヌルヌル

僕は転校生。日本の学校から、アメリカの学校に転校した。理由は、いじめだ。

日本にいた頃。朝、教室に入り、自分の机に着く。そこには数多の罵詈雑言が、油性ペンで書かれていた。彫刻刀で刻まれたものもある。それを見る度、とても悲しい気持ちになった。

僕はパパとママに打ち明けて、いじめっ子達と戦った。担任の先生にも相談した。これで僕はいじめられなくなるとその時は思った。

僕が大人達にいじめの相談をしたことで、いじめっ子達は僕をチクリと言って、さらにいじめはエスカレートしていった。僕はとうとう、学校に行けなくなってしまった。

僕のおじいちゃんとおばあちゃんは、アメリカに住んでいる。老後の夢だったそうだ。パパとママの助言に従って、僕はおじいちゃん達の家に住み、そこから学校に通うことになった。

パパは日本での仕事があるし、少し寂しいけどおじいちゃん達と暮らすのも悪くないと僕は思った。

転校初日、アメリカの学校は、スクールバスで行くようだった。僕はとても緊張した。時々、僕を指さしてジャパニーズ?チャイニーズ?などと言う人もいたけど、それはそれで僕は嬉しく感じられた。

英会話は、おじいちゃんに教えてもらったくらいで、うまく話せる訳じゃないけど、ジェスチャーを交えればきっと友達だって作れるはずだ。

担任の先生が僕を連れて教室の戸を開けた。先生が僕のことを日本から来たなどと紹介し終え、僕はなんとかナイスチューミーチューと言ってみた。

担任の先生が差す席につき、初めての授業を受け、初日をやり過ごした。授業内容を完璧に把握することは出来なかったが、日本にいた頃とは比べものにならないくらい楽しく学校での時間を過ごせた。

転校して数日目の朝、それは起きた。僕の机に、落書きがされていた。僕は日本でのことを思い出した。またいじめが始まるのか…?

僕は恐る恐る、自分の机に書かれた落書きを凝視した。

それは、日本から来た僕に対する、アメリカの子供達からのエールだった。

きっと、今はパッとしない僕だけど、輝ける日が来るんだ。それをみんなは応援してくれているんだ。

僕は、嬉しくて涙が出た。

 
  • 匿名

    ありがとうございます。

     
  • 匿名

    shineをローマ字読み

     
  • 匿名

    一生懸命考えたけど分からない(>_<)
    誰か、解読お願い!

     

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