【心霊】地図を覗く男

地図を覗く男

もう17年くらい前の話なんですが。

神奈川県内にある、某古都保存をしている観光地のとある最寄り駅へ行きました。目的は観光ではなく、絵画展の鑑賞。

その年、トルコへ渡航し、滞在先で年配の女性画家と知り合いになったんです。その方と帰国後も連絡を取り合い、この度個展を開くから来てください…と、招待を受けたので、一緒に渡航した友人と2人で行くことになったのです。

開催場所は、旧華族の屋敷跡地とのことでしたが、場所がよくわからない…。最寄り駅にある大きな地図で、友人と一緒に確認をしました。

右側に友人がいて一緒に地図を見ていたんですが、そのとき私の左側からおじさんが地図を覗き込むんです。

…すごく顔が近くて気持ち悪い…。メガネをかけ、帽子をかぶったおじさん…。

『なんだよ、キモいな!』

私は睨んでやろうと左側を向きましたが、そんなおじさん、どこにもいませんでした…。

一緒にいた友人に

「今、私の左側にメガネかけて帽子かぶったオッサンいなかった?」

訊くと

「そんなオッサン見てないよ」

この時は、気のせいだったのかな?くらいにしか思っていなかったんですよ。

ところが。

その事件が起きた数年後、某エスニック雑貨店のイベントで、自分より少し年下の女性と気が合って仲良くなり、友達になりました。

その友達、すごく霊感あるわけではないけれど、少し感じる程度の人(私と同じくらい?)。

なんとなく怪談話になってネタ切れになったとき、「気のせいかもしれないけど」と、例の地図を見た時の話をしたんです。

驚いたことに友人も

「私も同じ場所で同じ体験してる!」

って、言うではありませんか!

友人は当時付き合っていた彼氏と一緒にその場所を訪れ、駅構内の地図を見ていたら、やはり左側からメガネかけて帽子をかぶったおじさんが顔を近づけて覗き込んできたそうです。

ビックリしてそちらを向くと、もういない…。

これは気のせいなんかではなく、実際にその場所で地図を見ると現れる幽霊ということが判明しました。

今でもその地図おじさんがいるかわかりませんが、その場所は古戦場跡で、霊感強い人は落武者の亡霊をよく視る…と、聞きます。

でも、メガネに帽子は明らかに近代のものなので、色々いるのかもしれませんね。

 
  • 匿名

    投稿者です、読んでくれてありがとうございます。
    かなりヒント書いてありますよ…。
    神奈川県内で古都が保存されている観光地で、
    古戦場跡がある場所といえば…。
    ちなみに、“北”のつく駅です。

     
  • 匿名

    その場所、気になります!
    ただ覗いてくるだけなら会ってみたいな。

    神奈川って、結構色々あるみたいですね。喫煙者に厳しいから最近は行ってないけど、横浜なんかも…

     

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