【怪異】幼なじみ 前編②/HN:ロビンM

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【 翌日 】

キーンコーンカーンコーン

優「ねえねえ希美ちゃん!ちょっといいかな?」

希「あ、秋田君おはよう!どうしたの?」

優「ちょっとだけ話あんだけどさ、いい?」

希「う、うん」

【放課後】

美「ほらほら亮輔君たら超カックイイ!きゃーあの筋肉!…神ね…ねえ希美もそう思わない?」

希「そ…そうね!むきむきだわ… でもさ美穂、こんなとこから毎日亮輔君眺めててよく飽きないよねw 」

美「 …くす…あ、そっか!希美はまだ本気で人を好きになった事が無いからわかんないのね。この純粋な乙女心を理解するには希美はまだちょっと早かったかしら?w …くすくす… 」

希「ちょっと美穂ひっどい!」

美「冗談よ冗談!ww」

希「美穂あのさぁ… 」

美「……… 」

希「 ちょっと美穂聞いてる?どうしたの、そんな眉間にシワ寄せちゃって?」

美「ちょっとシィーー!今、乙女の念を亮輔君に送信してるんだら!」

希「そ、その亮輔君絡みの話なんだけどな… 」

美「えっ?何、何?亮輔君がどうしたって?」

希「あ、あのさ、今日休み時間にね… 秋田君が話かけて来たのよ。」

美「ちょっと希美!優人の話は聞きたくないんだけど!もう一体何よ?! あいつ昨日の愚痴でも言ってきたの?」

希「違うの…それがなんかさぁ…次の日曜日に映画でも見に行かないかって誘われちゃったんだけど…」

美「はあ?一体何考えてんのかしらあいつ? そうか分かったわ!仕返しよ…絶対そうよ!私の親友を奪う作戦ね。あいつにしては中々よく出来た作戦じゃない… だけど甘い!希美がそんな軽い女な訳ないじゃないのよ馬鹿!あいつはマジ馬鹿ね… 希美!勿論断ったんでしょ?」

希「それが…断れなかったの 」

美「 はぁ?ちょっと希美!あんた何考えてんのよ?まさかあいつと映画見に行く気なの?」

希「うん、行こっかなって… 昨日美穂から聞いた話の事もあるしなんか断りきれなかったの… ごめん…それにさあ…」

美「…それに?」

希「な、なんか嬉しかったの。ポッ///」

美「えっ?…えーーー!!ちょ、希美!あんたマジで言ってんの?何顔赤らめてんのよ…ちょっとほっぺたポッとさせてんじゃないわよ!あんたいつから優人の事好きだったの?」

希「わかんない…だいぶん前から…ポッ…」

美「だからポッとさせんじゃないっつってんのよー! いい?希美!あいつは昨日の仕返しをしようとしてるだけなのよ! 騙されちゃダメ!あいつの性格は私が一番よく知ってんだから!そういう事がサラッと出来る奴なのよ… やっぱダメダメ!ちゃんと断ってきなさい希美!!」

希「ぐすんひっく…ひっく…だって嬉しかったんだもん…ずっ好きだったんだもん!ぐす…あたしだって分かってるよ本当は好かれて無い事くらい… 秋田君、美穂の事大好きオーラ出しまくってるし。本命は美穂なんだって分かってる!確かに秋田君は顔も性格も悪い。笑い顔もキモいし足も短いよ!いつも何考えてるか分かんないし、ご飯食べる時に目と鼻と口を同時に見開くっていうキモ過ぎる癖があるって事くらい! …でも…でも…それでも大好きなんだもん!!うわぁぁぁぁぁん!!」 …ダダダダダダ!

美「あ~あ希美ったら言いたい事言って帰っちゃったわね… てかこの話全然亮輔君絡んで無いんじゃないの?一体どういう事かしら?」

ピンポーン♪ ガチャリ…

優「はい?あれ美穂じゃん!どしたんこんな遅い時間に?お前もしかして今迄居残りしてたんかよw?」

美「 そうよ悪い…?てか優人!あんた一体何企んでんのよ!」

優「ん? もしかして希美ちゃんの事か?別に何も企んでねえよ。ただ見たい映画があったから誘っただけだよ… 全然深い意味なんかねぇよ」

美「嘘つけ!じゃあ希美の事どう思ってんのよ? 映画に誘うって事は少しぐらいはあの子に気ぃあんでしょうね?!」

優「ああ…てかさ、お前も来たら映画!なんだったら亮輔も誘うからさ♪ 」

美「…はっ!!ゆ、優人君?今なんておっしゃったのかしら?」

優「ふふ、いやだからさ、亮輔も誘うんだよ。川口があいつと仲良いから多分誘えるぜ♪ でどうする?」

美「まっ… まぁしょうがないわね… わ、私も希美が心配だし…今回だけは特別に私も参加してあげるわ…でも言っとくけど今回だけだからね!」

優「ひひ…分かったよ。じゃあ明日にでも段取りしとくわ!それじゃまた明日な美穂♪ 」

美「 ちょ、ちょっと待って! 最近さぁあんまりお婆ちゃんの姿見かけないけど元気してるの?」

優「あ、ああ婆ちゃん?そりゃ勿論元気だよ!元気に決まってんじゃん、ピンピンしてるぜ♪ 」

美「そう…じゃあせっかくだし久しぶりにご挨拶してから帰るわ…家入れてくれる?」

優「へっ…? あぁ無理!無理!婆ちゃん今足怪我しちゃっててさ、もう疲れて寝ちゃってんだよ!挨拶はまた今度にしてくれよ。」

美「へぇ、あんた今さっきおばあちゃんは元気でピンピンしてるって言ってなかったっけw? まあいいわ、お婆ちゃんの寝顔だけでも見て帰るから。」

優「い、いやだからダメなんだって!また今度にしてくれよ!! 」

美「あんた何でそんな焦ってんのよ?もしかしてなんか隠してんじゃないの?私に見せたくない物でもあんの?」

優「はっ?そそそ、そんなもんねねねぇよ!!きょ、今日はもう遅いから明日にしろって、い、言ってんだよ! バカ、バーカ!!」

美「ふふ、遂に出たわね!じゃあ無理やりにでも上がらせて貰うわ!」

ガタン!!

優「お、おい美穂!てめえ何やってんだよ!ちょっと勝手に入んじゃねぇよ!今日はマジで駄目なんだって! クソてめー!こら!」

ガタン! バタン!

美「きゃー!痛い!痛い! ちょっと髪の毛引っ張らないでよー!!」

優「てめえ家ん中には入んなっつってんだろうがコラ!サッサと外出ろやー!」

美「分かった、分かったから髪の毛離してよ! ハア、ハア、 ちょっと優人最低!あんた何本気になってんのよ?」

優「 ハア、ハア、… 美穂が悪いんだろ!無理に入ろうとすっからさぁ!」

美「あんたやっぱり最近変よ!なんでそんなにムキになんの? なんかやましい事でもあんでしょ?」

優「お前しつけぇ!なんにもねぇって言ってんだろ!」

美「あっそう… あれ…お婆ちゃん?? こんばんわ!お久しぶりです。美穂です! 何よ…お婆ちゃん元気そうじゃない!」

優「はっ?美穂お前何言ってんだよ? いい加減にしろよ!婆ちゃんは今寝てるっつってんだろうが!」

美「あんたこそ何言ってんのよ?お婆ちゃんあんたの後ろに立ってんじゃない!」

優「…えっ?」

美「まぁとにかくお婆ちゃんの元気な姿見れて安心したわ。あんたのせいで頭はズキズキ痛いけど…じゃ、またね! 」タタタタタ…

優「あいつ一体何言ってんだ? 婆ちゃんを見ただって? …ふふ…
歩けない婆ちゃんがどうやって玄関まで来れるんだよ? へへ… 」

ギィーバタン!ミシミシミシ…

婆「………… 」

優「 婆ちゃん…今美穂が無理に入って来そうになったんだ。ちょっと危なかったよ… 婆ちゃんのこんな姿見られたら大変だよな。大騒ぎになっちゃうよ… じゃ俺もう寝るからさ!おやすみ… 」

ギシ、ギシ、ギシ、ギシ …

婆「…あぁ 優人…痛い、苦しい.…あぁ…助けて……助け…て…ああ…うう…あああ… 」

ギイ…バタン!

美「ただいまー!」 ニャオン♪

美「あらリクちゃんただいま☆」

ニャオンニャオンニャオンニャオンニャオンニャオンニャオン♪♪

美「ふふ、クロに太郎にみーちゃんにココア♪Qちゃんにホタテにロビンにミルク、アラレにクーちゃんにポポにアヅキまで♪ お出迎えご苦労様♪ みんなただいま♪ 」

ゴロゴロ…

母「あら、おかえりなさい。遅かったわね…学校でなんかあったの?」

美「あ、お母さんただいま!うんちょっと居残りしてたの。それよりお母さん?優人のお婆ちゃんなんだけどさぁ、なんか元気なさそうだったよ… 」

母「え、光代叔母さんが?そういえば最近全然見かけないわね。あんた優人君のお家行ってきたの?」

美「うん、お婆ちゃん玄関まで出てきてくれたんだけどずっと俯いててさ…顔も真っ白だったし話かけても返事する元気すら無いって感じだったの… 」

母「あらま‥そうなの?じゃ明日にでもお伺いしてみようかしら?光代叔母さんももうだいぶご高齢だから心配ねぇ… 」

美「…うん…」

母「あんたそれより明日も早いんでしょ?早くお風呂入って寝ちゃいなさい!ほらほら猫ちゃん達もよ!」

ニャオン♪ (全員)

【 日曜日の午後 】

優「待てよ美穂~!」 美「何よ! 」

優「いやぁ良かったよな映画!『名古屋の中心で愛を叫ぶ!』俺映画見て泣いちゃったのなんて久しぶりだぜw!」

美「あっそう…それは良かったわね!」

優「何だよ…何怒ってんだよ?」

美「はあ?わかんないの?なんで希美と亮輔君があんな楽しそうに二人してずっと引っ付いてんのよ?意味不明なんだけど!あの二人ってそんなに仲が良かったわけ?…ムス…」

優「あぁあれか?俺もビックリしてんだよ!でもよく見てみろよ美穂あの二人…喋りかけてんのは殆ど亮輔の方からだぜ。希美ちゃんはすげぇ迷惑そうにしてんじゃん?ほら!」

美「ふん!知らないわよ!てかもうどうだっていいわよ!私もう帰りたいんだけど!…ムス…」

優「そんなにスネんなよ美穂ぉ!折角この後飯食ってからみんなで心霊スポットでも行こうって盛り上がってんのにさあ!」

美「映画を見る前までわね、でも私気が変わっちゃったの。…あっ! 亮輔君たら希美の腕引っ張ってる!ムキーーー!!」

優人の小声『 亮輔のやつ積極的だな…もしかしてあいつマジで希美ちゃんの事好きだったんかな?』

美「もう私帰る!」

優「ちょ、ちょっと待てよ!」

希「秋田くーん!あれ?美穂は?」

優「帰っちゃったよ…」

希「えっ?なんで?なんで帰っちゃったの?」

優「知らね、なんか機嫌損ねて帰っちゃったんだ… 」

希「えっ? うそ?ちょっと私電話してみるね!」

優「おい亮輔!お前なに希美ちゃんとイチャついてんだよ?美穂怒って帰っちまったじゃねぇか!」

亮「えっ? だってそれは優人が言ったんじゃないか? 希美ちゃんの事好きなフリしろって…」

優「バカ!それは廃墟に忍びこんでからの話だよ!今はなんとなく希美ちゃんに気があるフリするぐらいでいいんだよ!」

亮「む、難しいね…」

優「ていうか亮輔!お前実は希美ちゃんの事好きなんじゃねぇのか?全然演技に見えねんだけど…?」

亮「え!そ、そんな事ないよ!ポッ///」

優「…好きなんだな!」

亮(コクン… )

優「それならそうと早く言えよバカだな!せっかくの計画が台無しになったらどうしてくれんだよ! 」

希「秋田君!秋田君!美穂今からこっち帰って来てくれるみたい♪ 」

優「うそ!マジで?良かったー!さすが希美ちゃんだな!よし…じゃ何食べにいく?ご馳走するよ!なんか食べたい物とかある?」

希「らーめーん!!」

優「……… 」

【一蘭 15:20 】

優「げっぷう!! 」

美「ちょっと優人やめてよ下品ね!」

優「く、食い過ぎた~!何で俺だけ替え玉4個も食わなきゃいけねぇんだよ~ げっぷう!」

美「あんたが強がるからでしょ!」

希「でも秋田君凄かったよw …食べ方はキモかったけど…」

優「えっ?希美ちゃんなんて?」

希「何でもないw それよりこの後本当に行くの? おばけ見に…?」

優「…ああ美穂の機嫌も直った事だしな♪♪ こいつ亮輔の隣に座った途端、急に元気になるんだもんな!分かりやすい女だよ!」

美「ちょ、ちょっとそれどういう意味よ!は、恥ずかしいじゃない…ポッ/// 」

優「はいはい!じゃあ行こうか…」

希「やったあ!メッチャ楽しみーw 私一回そういう所行ってみたかったんだぁー♪ 」

美「ふふ希美好きだもんねー幽霊とか。でも本当にいるのかな?幽霊… 私は見た事ないから正直信じられないわ 」

亮「ガチガチ…優人やっぱり止めないか? そんなとこ行くの…万が一帰って来れなくなったらどうすんのさ?ガチガチ…」

優「わはは!おい、亮輔ビビってんのかよ?お前でけえ体してる割にはキン◯マちっちぇなww … わはは!」

美「ちょっと優人!それ以上下品な事言うんだったら中止にするわよ!」

優「なんだよキン◯マぐらいで…わーったよ!早く行こうぜ!」

///希美赤面 ///

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  • ロビンM

    やあロビンミッシェルだ。

    紫姫氏、古い長文駄作をコメ欄の上にあげてくれてスペシャルサンクス!ポッ///
    心配いらない、俺に構わずおおいに使いまくってくれ!…ひひ…///

     
  • 紫姫

    希美ちゃん&美穗&亮輔君達の ポッ「///」 の 表情のが、ベリーGOOd 可愛いです。 光景が、解りやすい(*^□^*) 私も 真似して メールに 使いたいなぁ♪ ロビンさん 「使用しても良いかなぁ?」

     
  • 匿名

    ロビンMさんの作品に登場する動物がすごい愛らしい(*^^*)
    ニャオンやフンガ…ロビンMさんの荒々しいけど面白い人柄にすごい合ってるけど、ロビンMさんの動物好きなとこが伝わってきていいなぁ☆
    なんとも言えないょ(*^^*)

     
  • 匿名

    ニャオンニャオンニャオン♪ で笑った
    さりげなくロビンマスク?いるし

     

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