【怖い話】ビビりの何が悪い/HN:S夫

ビビりの何が悪い/HN:S夫

今から9年前マジで体験した話。

夏休みのある日、田舎町で特にすることもなかったので、親友の杉田、部活の田辺先輩(仮)と近所の山を探検もとい肝試しすることになった。

公園と山が隣接しててその山は自殺者もいたし古い墓もあった。だもんで地元じゃそれなりに有名だったんだよね。

俺は「絶対行きたくない!怖い!お前らだけで行け」と散々言ったんだが、杉田にビビりだとかクラスの奴に話すとかからかわれて渋々ついていった。

山の入り口は公園なんだけど誰もいない。今は撤去されて無いけど危険な遊具も錆だらけでそこにあった。

俺はもう誰もいない寂れた公園からして怖かった……杉田と田辺先輩は躊躇しないで意気揚々と山へ踏み込んで行くもんで、そんな2人についていくのがやっとだった。

墓までついて田辺先輩が「ここでちょっと待ってろ」とか言い出して山のさらに奥に駆けていった(墓より奥は何があるか知らない)。俺はわけもわからず杉田と待つことにしたが、杉田は終始ニヤニヤ…

多分何か知ってるんだろうなと思ったが、その瞬間買ってもらったばかりの携帯にCメール。番号は…目の前にいる杉田…

内容は

「今○○温泉にいるんだけどお土産なにがいい^^?」

何のいたずらかと杉田に見せようとした瞬間、俺はかつて無い恐怖を味わった。

杉田が…杉田の表情がさっきまでの笑顔とは似ても似つかないマネキンのような無表情に変わってた……それだけでもう全身の毛が総立ちで少し小便もちびった。

杉田は無表情のまま普段とは違う口調で

「もういっときおれ」

と言った。

言い終わると同時に俺は「うわああああああああああああ」と叫びながら擦り傷切り傷お構いなしに泣きながら山を駆け下りた。

ごめんな話はこれでおしまい。これ以上文字にするのが怖い(笑)

結論から言うと、その日杉田は温泉旅行、田辺先輩はテニスの試合で俺と遊べるはずなかったわけ(俺は万年補欠の幽霊部員)。

まぁなに、事前に危険を回避出来るビビり野郎は実は一番賢いんだぜ!とそれが言いたかった。

 
  • 匿名

    あっ、そっか、

    もう一時(いっとき)居れ

    ってことかぁ…
    よーく解りました。

    居られるわけないじゃんwww

    カフェオレの仲間かとおもたw

     
  • やまっち妻

    これは、ものすごく怖い。お守りとお見のがしが、あったとしか。

     
  • 匿名

    もうしばらくここにいろということ。
    めんどいから詳しくは説明しない

     
  • 匿名

    「もういっとき、おれ」って、どゆ意味ですか?

     

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