【心霊】目がおかしい

目がおかしい

先週体験した話です。

春休みに入ったため、部活のためだけに学校に行く日々を送っていました。

その日は部活が午後だったので、帰りは17時頃。電車通学の私は、父に「~時頃にY駅(終着駅)に迎えにきて」と電話をしながら、友達と夕日に照らされた道を歩いていました。

しかし父から「今日は仕事現場がお前の学校の近くだから、R駅(私の通っている学校の最寄り駅)で待っていてくれたらすぐに車で行くよ」と言われたため、電車に乗る友達を見送り、一人駅で父の迎えを待っていました。

ちなみにR駅は2年ほど前に建て直されたためトイレも含めとてもキレイです。しかし学生が多く利用するため霊関係のものが出るという噂はいくつかありました。(私は怖いと感じたことは1度もありませんでした(笑))

電車がいってしまい、駅の時計を見ると17時20分。駅員室の中に、中年の駅員さんが確認できましたが、ガラスで隔てられています。田舎の小さな駅に、利用者は私一人でした。5つ並んだイスの一番端、線路側に座り携帯を見ながら父の迎えを待っていました。日も長くなってきたので外は明るく、車通りも少なくはありません。

その時、入り口から若い女性が入ってきました。ちらっと横目で確認した私は、思わず女性を2度見してしまいました。目がおかしいのです。無機質というか、マネキンや人形のようというか、イカの目のようなのです。

白目は白い絵の具のように真っ白で、瞳の濡れている感じや、血管の通っている感じが全くなく、紙工作のようでした。黒目も不自然に大きく、油性ペンでぐるぐると落書きしたようなものでした。まぶたに目の絵でも落書きしているのでは…なんて思いましたが、まぶたはしっかりと開かれていました。

女性と目が合いそうになり、あわてて携帯を見ました。怖い話は好きな方なのですが、いざ自分が出くわすと体が強ばり、しっかりと凝視する勇気も出ず、情けない話、冷や汗をかきながらいつ駅員室に逃げ込もうかなんて考えていました。

女性が自分に背を向けるように立ったのを確認し、私は携帯から顔をあげ、女性(こうなると女性と言っていいのか…)を見ました。コートとスカートを着ていて、髪の毛は茶髪のロング。普通の若い女性に見えます。見間違いかと思いました。

すると、女性が横を向きました。女性はマスクをつけていました。目を見ると、まぶたは紫色に変色していました。一瞬、(もしかして、義眼なのでは…)とも思ったのですが、両目が義眼では歩いたりできませんし、杖なども見受けられません。瞳は、丸で紙を丸めたものをはめ込んだようでした。

病気や障害なども考えましたが、目が少し飛び出ている、なんてレベルではありません。また、女性は一番も瞬きをしません。目を見開いたままなのです。

しばらく駅を落ち着きなくウロウロすると、女性は出ていってしまいました。

後日談

友達も、夜のR駅で全く同じものを見たことがあるそうです。その時も駅をウロウロした後、駅の外の自販機の方へ歩いていってしまい、友達が後を追い駅から出ると、街灯があるにもかかわらず女性の姿はなかったそうです。

今一体あの女性はなんだったのか。もう一度見て確認したい、という気持ちと、もう二度と出くわしたくない、という気持ちが、今の私の中で複雑に絡み合っています(笑)

駅の目の前は病院なのですが、何か関係があるかは分かりません。

 
  • 匿名

    人間社会に溶け込もうと
    さりげなく紛れ込んでるんだな

     

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