【怖い話】罰当たり

罰当たり

今日家族でお墓参りに行った時の出来事です。

いつものようにお掃除をしお花などをお供えし、もう帰ろうか、と思った時の事。お墓でホウキを振り回してる男の子がいました。

まだ小学生にもあがってない小さい子でしたが、人のお墓の敷地に入り竹ぼうきを振り回す。それだけではなく、そのホウキで墓石を突っついたり…。

それだけでもビックリですが、親は見て見ぬふり。父親、母親だけでなく祖父や祖母までいたのですが、チラッと見て全く注意せず話に夢中になっていました。

私は母親と、何、あの家族!とか話していたのですが少し気になる事がありました。それはその家族を覆いつつむかのような黒いモヤがかかっていたのです。

私はそのモヤが気になりじっと見ていました。するとモヤがゆっくりと私の方へと広がってきたので私は急いで立ち去ろうとしました。

と、その時でした。

「ありゃあ、もうダメだな」

と突然声がかかり、驚いて見ると見知らぬお婆さんが立っていました。

「お嬢さん、見えるのかい?あの家族の周りをぐるっと死者が凄い形相で睨んでいるな。あんな状態でも気にせずくっちゃべってるなんて…ありゃあ命知らずの阿呆だな」

「死者…?いえ、私にはモヤが…」

「そうかい、お嬢さんにはモヤとして見えるのかい。いや、あんなもん見えなくていい。あれは鬼の形相だ。あの家族、地獄に落とされるぞ。…まぁ、自業自得だがな」

「さぁ、お嬢さん早く帰った方がいい。死者の一人がお嬢さんも仲間かとゆっくり近づいてきておる」

私はそう言われて凄い焦ったのですが、

「大丈夫だ。さぁ、早よお帰り」

と促されたので私は慌て車に向かいました。

「―しかしあの家族は、生きながらの地獄か、死んでからの地獄か。どちらにせよ幸福はなし。哀れな奴ら…」

みたいな事をお婆さんは呟いていました。

罰当たり、とは言うけどああやって目に見えると本当にゾッとしますよね。

…だけどあのお婆さん何者だったんだろう…。手荷物何も持ってなかったし、格好もずいぶん古かったんですよね…。

 
  • てぃあら

    そうですね。お墓を荒らされたり悪戯されるのは困りますが、食べるのに困った人が、御供えを食べるのは、きっと、故人や神様も怒らないと思います。故人の代わりにいただいてくれた、と思いたいです。

     
  • 天草

    昔は~のくだり、
    「腹を貧しい」と書いてしまいました。

    編集が行き届かず、お目汚し失礼しました。

    ごめんなさい。

     
  • 天草

    実家がお寺さんの隣です。

    お供えをカラスや犬猫が荒らす以外に、ホームレスらしきおじさんが人目を忍んで持ち去るのをよく見かけました。

    彼岸お盆は書き入れ時でしょう。

    昔は腹を貧しい家の子どもが空腹に耐えられず、こっそり食べていたと聞いています。

    施餓鬼供養だと思って、罰は当たらないで欲しいなと思います。

    お話から逸脱してすみません。

     
  • てぃあら

    私の(今は亡き)母も、父のお墓参りに行くときに、父が好きだった煮物なんかをタッパーに詰めて持っていきお墓で父と一緒に食べていました(笑)うちのお墓がある一帯は、カラスや野良犬に荒らされる、という理由から、食べ物は御供えできない決まりになっていますので。

    やまっち妻さんが見かけたお弁当や花火の家族も故人を偲んでのことなのでしょうね。

     
  • やまっち妻

    弁当広げて食べた後、花火してる(しかも昼)家族を見たことありますが、ちゃんと片していたし、供養の一環みたいでした。でも竹ボウキで暴れるのはねえ…(*_*)

     
  • てぃあら

    お墓がどういう場所か教えれば、幼稚園児でも、この振舞いの良し悪しなんて理解できるのに…。せっかくお墓参りする気持ちはあるのに、残念な家族…。

    そこにいたお婆さんは、お墓全体を守っている神様かな?って思いました。

     

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