【不思議】帰省/HN:ドクロン2014

帰省/HN:ドクロン2014

このお話をしてくださった方は名前、住所、その他プライバシーに関わることは一切伏せてくれとのことなのでここでは仮にR氏とします。

R氏が田舎にある実家に電話をしてこれから帰ることを告げた。

帰省の日、家に帰ろうと家までの道を歩いていたところ。周りの人間がやけにひそひそと自分を見つめながら話をしてる感じがする。

畑で働くおじいちゃんとおばあちゃんも無表情にこちらをじっと見て時々ひそひそと話をする。

「お久しぶりです」と懐かしい顔に挨拶をしても返事をしない。

何だろう嫌な感じだなあとバツの悪そうな顔をしながら家に帰ると、玄関は開いていたので

「帰ったよ」と玄関先で言うが誰も返事をしない。仕方なしに家に上がり、家の中を見回るがやはり誰もいない。

「なんだよ、田舎とはいえ誰もいないのに不用心だな。出かけてるのかな」

ぶつぶつと文句を言いながらも家族を待つことにした。

やがて気づくと日がとっぷり暮れていつの間にかうとうととしてしまった。

「いけない」と思って目を覚ました時には、開けた網戸の向こうに見える空は夕焼けだったはずなのに青空で、まるで昼間のようだ。

(トントン)と音がするので見ると台所で母親がまな板の上で野菜を切っている。

少し振り返って、「あんたどうしたの?帰るなり寝ちゃって」

夢だったのかなあと思って話を合わせて、それから3日間実家にいて遠く離れた自宅に帰った。

程なくして家族が亡くなったことを聞かされた。心臓麻痺による突然死だった。

それからあの時見た夢のことを考えて、もしかしたらあの(誰もいない家)の夢は暗示だったのかもしれないとR氏は語っている。

年に何回かは実家に戻り墓参りをするが、あの時のような誰もいない家がぽつんとあるのを見るたびに悲しくなってしまう。

それと同時にあの夢の景色と重ねてしまうんだという。

2014年04月25日(金) 12:18
ドクロン2014 ◆d79/amog
投稿広場より掲載

 
  • 匿名

    R氏が田舎にある実家に電話をしてこれから 帰ることを告げた。
    帰省の日、家に帰ろうと家までの道を歩いて いたところ…帰と家どんだけ重ねれば気が済むんだか

     
  • ドクロン2014

    最後家族が死んでしまうのはいまだになぜかわからないし、知ってしまうのが恐い。
    異様で奇怪。

     
  • 匿名

    キツネかタヌキにでも化かされたような話ですね。
    ゾーッとしました。

     

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