【都市伝説】妖気の花

妖気の花

これは亡くなった祖父から聞いた怪異です。

殺人や事故などで人が非業の死を遂げた場所には、不似合いな一輪の美しい花が咲き誇り、みだりに触ると近い将来に必ず同じような死に方をするのです。

ましてや引き抜いたりすれば断末魔のような奇怪な悲鳴が響き渡り、それを聞いたら最後、まず不幸から逃れられません。

祖父の出身地の都市伝説的な逸話ゆえにちょっと信じ難いのですが、彼の友人のひとりがそれで命を落としたと思い込んでいるようで、私に語る表情が鬼気迫っていたのが印象に残っています。

形は薔薇やチューリップに似ていて、季節に関係なく現れ、特に今の時期は一般の花と見分けがつきにくいけど、嗅ぎ分ける方法はあり、鼻を近づけてみて血のように生臭かったら危ないし、人によっては毒気に当たって吐き気や目眩すら感じるらしい。

でもその辺の道端にポツンとチューリップなんかが咲いているなんて考えにくいから、不自然な環境に咲いているものには手を触れないのが一番ですね。

 
  • 名無し

    アルラウネはマンドレイク(マンドラゴラ)と呼ばれる、実在する毒草が創作源です。
    マンドレイクの根には非常に強い神経毒があり、幻覚や幻聴などが起こり死に至ります。

    ファンタジー系の創作物には根は人間の形をしていて、引き抜くと恐ろしい声を発し、それを聞くと死ぬという伝説が使われており、毒による幻聴ではないかと言われています。

     
  • すずなり

    アルラウネ?初めての聞きました。
    美しいものは妖しいですね。

     
  • やまっち妻

    アルラウネみたい。日本にもあったのか。

     

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