【怪談】福笑い/HN:ドクロン2014+

福笑い/HN:ドクロン2014+

妖怪の話で仲間内で結構評判の良い話がある。

栃木県にTという小さな公園がある。その公園に夜中、通りがかったkという人の話。

酒も飲んだし、気分がいい。飲みすぎずちょうどいい具合だ。ふと見れば公園があるじゃないか。

ベンチに座って少し休むかと公園に入った。すると公園のベンチが3つある。

3つのうちのひとつ、入り口に近いほうに自分が座り、入り口から一番遠いベンチに女の人がこちらに背中を向けて座っているのが見えた。

なんとなく見ていたらその女がこちらを向いた。不思議なことに両手で顔を覆っている。

いつもは他人に話しかけるなんてことはしないが、酒が入っているのもあって話しかけてみた。

「なにしてんの?顔を手なんかで隠しちゃって。せっかくの美人が台無しよ」

そう言うと、女は肩を揺らして笑いながら、ゆっくりと両手を離す。

するとその顔を見たkはあまりの恐怖に逃げ帰った。

その時見た顔は、鼻も口も目もすべての顔のパーツがねじれたようにしっちゃかめっちゃっかな顔だった。

もちろんそれほど飲んではいなかったので酒のせいではないだろうということだったが、そんな奇妙な体験は今までの人生ではそれきりだという。

 

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