【不思議】検査中に…

検査中に…

10年前の出来事。

当時自分は、SPECTという脳の血流量や代謝機能を見る検査をしたんだけど、そのときの話。

行きつけの病院から紹介状を書いてもらい、都内にある大きな病院へ初めて行くことに。

その病院のある最寄り駅、何だかドンヨリしてイヤな感じ。天気のせいかと思ったけど、他の場所は快晴、スッキリした日だった。

検査室は、地下。エレベーター降りたとたん、ヒンヤリと寒いくらい。ちょっと暑い日だったから冷房キツめなのかな?と思ったが、それにしたって病院なのに、寒すぎた。

検査内容は、頭部だけスッポリ機械の中に入るというもの。太った男性医師が、

「途中で眠ってもいいですよ」

と言ったのもあり、検査中に眠くなった私はウトウトしていた。

眠りに落ちかけたとき…。

ツン…

誰かが私のみぞおちを、思いっきり強く突いてきたので、ビックリして目がさめてしまった。

『なんだよ、眠ってもいいですよ…って言ったクセに!』

私は医師に対し、少し腹を立てた。

突かれたみぞおちは思いのほか痛く、すっかり眠気のさめた私は、意識ある状態で検査を続けた。

検査を終えて機械から頭を出したとき、奇妙なことに気がついた。

自分を担当した男性医師は、太ったオッサン。みぞおちの指は、細くてゴツゴツしていた…(しかも男性っぽかった)

周りには担当医師以外に男性なんていなかったし、そして、そもそも男性医師が女性患者のみぞおちを突っついたりしたら問題で、周りにも女性看護師がいたから、とてもじゃないけれど、私のみぞおちなんて突つくことは不可能だということが判明。

じゃあ、一体誰が私のみぞおちを突っついた!?

すっかり気味が悪くなり検査室を出たとき、線香の香りが鼻腔をくすぐりました。ニオイをたどると、隣は霊安室…。なるほど、そういうことだったのね! 妙に納得。

寒かったのも、霊安室が近くだったからだと思いますが、私自身霊的なことがあると寒気を覚えるタイプなので、冷房のせいだけではなかったみたいです。

さらに余談ではありますが、病院からそう遠くない所に、昔の処刑場跡があります。最寄り駅を降りたとたんに感じた違和感は、どうやらそこから出ていたようです。

奇しくも数年後に婦人科手術を受けなければならなくなったとき、紹介された病院の候補の中にこの病院が挙がってましたが、当然断り他へ行きました。

評判は悪くないようですが、できれば二度と利用したくないです。

 

世にも奇妙な怖い話や都市伝説から不思議体験スピリチュアルまで…オカルト小説投稿/2chまとめサイト。1万3千話超えの厳選物語を貴方に★