【怪談】魔術師/HN:ももの兄貴

魔術師/HN:ももの兄貴

まず、うちの母方の家系が所謂『視える』家系。

母も妹も、その手のものはしょっちゅう視えてるらしい。俺はその類いは見えないけど、代わりなのか変な共感覚が使える。

まだ俺が10代後半の頃、この頃の俺は家庭の事情などで……まぁ……俗に言うヤンキーだった訳で。その時期に妹と下ネタも言い合えるくらい急激に仲良くなれた。

それで、夜な夜な某みかん県の地元で有名な心霊スポットのトンネルとかに出かけだりしてた。

ちなみに妹曰く

「ここはシロだね。つまんない。けど、新しい方のトンネルの真ん中辺り……あそこはやだ。圧力はんぱない」

と……ちなみにこの圧力は某漫画より、霊圧と呼んでたwww

そんな風に某廃病院や某峠のトンネルとか……妹曰くマジモンの心霊スポット狩り(?)みたいな事をしてたある日、事件は起こった。

俺は寝る時、テレビつけたまんま寝る。某早朝ニュースのアナウンサーが観たいからwww

基本夜型な俺はその日、喧嘩とか心霊スポット狩りとかでえらく眠かった。

帰宅した時妹に

「うわ、お前凄い臭い。野性動物とかの死体みたいな臭い。お風呂ちゃんと入りなよ?」

とか言われたが、喧嘩とか夜遊びとかで1週間くらい家に帰らず、ホームレスみたいな事もしてたから別に気にしてなかった。

で、うつらうつらしてたら外から、ガンガンガンガン!と耳を刺すような爆音が聴こえてきた。それはもう、近隣住民から苦情が来るレベルの。時刻にして4時頃。

あんまりうるさいから文句でも言ってやろう……そう思って起きようとしたら身体が動かない。金縛り。

そしたら爆音が、どんどん近付いてくる。それだけ爆音は音量が上がってくる。直感で、俺死ぬかも……とか思った。その時

「兄貴、大丈夫?」

と妹が……この時金縛りも解けて何とかなった。

ちなみに妹は、あの野性動物の死体の臭いが気になってたみたいで、もしかしたら俺が野性動物を大量虐殺して帰宅したと思ってたらしいwww

で、妹に外うるさかったな、て言ってみたら、はぁ?てな具合で首かしげやがった。

それで『事件』は終わり。ガンガンガンガンうるさい音聴いて金縛りにあっただけ。

ただ後日、本屋行ったら超能力のDVDが付いてたので某オカルト雑誌を買った。そのあるページにこうあった。

なんでも、タイ辺りに旅行行ったら深夜に外でガムラン?の練習してて、うるさかったけど無視して寝てから、朝連れに昨晩はガムランうっさかったね、みたいな話をした。

そしたら地元民がこう言ったらしい。

それは魔術師だ、魔術師が呼んでる。出て行ってたら連れて行かれてた。

と。もしあの時、俺が出て行ってたら……

ちなみにその夜、金縛りにあう俺を亡くなったじいちゃんが守るみたいにしてたらしい。

もしかしたら俺が出て行けないように、じいちゃんが金縛りにあわせたのかも。

 
  • 匿名

    見える家系ってあるんだね

     

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