【怪文書】幽霊の話/HN:いくゆみ

幽霊の話/HN:いくゆみ

「初めまして…って言うのも変な感じね」

私は『麒麟』というハンドルネームでSNSに登録している。

「麒麟さんですか?俺はガリレオです!」

20代くらいの爽やかな好青年だった。

「ぼ、僕はモンドです…」

30代くらいのパッとしない暗そうな男。

こうして会うのは初めてだったが何年も前から知り合いである。

私たちは『心霊研究所サークル』というSNS内のサークルメンバーだ。

心霊について話し合うだけのサークルである。

メンバーはもっと多いのだが年末という事もあり集まったメンバーは3人だけだった。

近くのファミレスに移動し始める。

途中で救急車やら消防車、パトカーが騒がしかった。

何か事件だろうか、物騒な世の中である。

ファミレスに着き、それぞれが持ち合わせた話をし、心霊に対する独自の見解を熱く語った。

やっぱり他の人と話を交える事は自分の視野を広げる。

今回もたくさん話を聞けて良かった。

「さて、たくさん話したし…そろそろ御開きにしますか!」

私がそう言うと。

「そうですね」

ガリレオが返した。

「…………………」

無言で何かを考えているモンド。

「どうしたモンド?」

「い、いえ…何でもありません…」

ちょっと暗くて人見知りだが悪い奴ではない。

「…皆さんは幽霊って信じますか?」

震えた声でモンドが聞いた。

私とガリレオは何も答えなかった。

皆が気付いていたが見て見ぬフリをしていたからだ。

この中で一番勇気ある奴はモンドだった。

「あはは…いるに決まってんじゃん」

私は悲しそうに言った。

 
  • 紫姫

    その… 幽霊の 正体 は… まぁ~ね♪ 大抵は、 風貌からして 3人中 オチ的な 要員 モ・ン・ド だが、 本当は… 陽気な… 〇◆〇◆さん 最後の麒麟の 台詞 で 解る♪ せっかく… 意気投合 した 彼 こそが…。 ユ・ウ・レ・イ

     

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