【怪談】帰りたくない家

帰りたくない家

十年以上前の話になります。
当時小学校五年生だった私のクラスに他県からAちゃんという女の子が転入してきました。

Aちゃんは背が高く、色白で眼鏡をかけいて、いかにも勉強が出来る真面目な生徒、というのが最初の印象でした。
田舎の学校とあって他県から転入する生徒は物珍しく、Aちゃんの周りには取り巻きが出来ていました。
しかしAちゃんは話すのがあまり得意ではないようで、暫くすると彼女は自ら人を避けるようになりました。

前置きが長くなりました。

Aちゃんの家は私の家から数メートルしか離れていませんでした。
目の前には川が流れており、新築の綺麗な二階建ての一軒家は、古い木造住宅が並ぶ住宅街の中で目立っていました。
同じクラスで家も近いことからAちゃんと親しくなり、学校が終わると近所の同級生と一緒に遊ぶまでの仲になりました。
始めはどこか暗い印象だったAちゃんもすっかり溶け込んで、他の同級生も喜んでいました。

ある冬の日の夕暮れ時、私とAちゃんは学校から帰路を共に歩いていました。
元気がないAちゃんに、どうかしたの?と尋ねると彼女は「うん、ちょっとね…」と口を濁しました。
不審がる私に、Aちゃんは「あのね、家に帰りたくないの」と言いました。

私は驚いてしまいました。
先にも書きましたが、Aちゃんの家は新築で、周辺の住民が目を引くほど綺麗な家です。
後に知ったのですが、Aちゃんの父親は大企業の役職をしており、母親は町内会で裁縫教室を開いていました。Aちゃんには弟と妹が居ましたが、人見知りしない可愛い兄妹でした。

絵に描いたような幸せな家族に何か不満でもあるのだろうか。
当時、我が家は父親が自己破産、昔から父親を嫌っていた兄はぐれてしまい、家庭内が最悪な状態だっただけにAちゃんに対して嫉妬と怒りを覚えました。
それからはAちゃんと距離を取るようになりました。今にして思えば実に幼稚で身勝手な行動だったと反省しています。

冬休みが終わり、久々にAちゃんと通学路を歩いていました。
「そういえば、前に帰りたくないって言っていたけど、どうして?」
Aちゃんは足を止め、俯きながら、「他の人に絶対に言わないでね」

Aちゃんによると、家にはいつも何かおかしな気配がしている。部屋の中全体が寒い。寝ていると黒い影が見えたりする。
あの家には誰か居る。あの家が怖い。
というものでした。

にわかには信じられないものの、確かにAちゃん宅の周辺は昼でも暗く、ひんやりとした空気に包まれていました。
目の前が川だというせいもあったでしょうが、近寄りがたい雰囲気があったので一緒に帰るのを避けるようになっていきました。

いつの日だったか、学校から帰るとAちゃん宅の前に消防車が止まって居り、辺りは騒然としていました。どうやらAちゃん宅から出火したようです。
幸い、Aちゃん宅には誰もおらず壁が焼けただれただけでした。帰ってきたAちゃんは煤だらけの壁を見つめ、青ざめた顔をしていました。
翌日にはAちゃんの父親が黒く変色した壁にペンキを塗っていました。
Aちゃんは数日間、欠席しました。これは母親から聞いたのですが、例の火事騒ぎは防火が原因だったようです。

それから数週間後、Aちゃんの父親が事故に遭い、足を骨折する重症を負いました。
それもAちゃん宅の塀にブレーキも踏まずに突っ込んむというあまりに不可解な事故でした。

この頃からAちゃんは無口になり、いつも青ざめた顔をしていました。
自宅が放火され、父が事故に遭うなんて、よほどショックだったのでしょう。
近隣の住民からもあの家は呪われているんじゃないか、という心ない噂まで出始めました。

退院してきた父親と一緒にバーベキューをしたり、花火をしたりとAちゃんの顔にも徐々に明るさが戻ってきました。
家に何かいる、というあの言葉はまだ心に残っていましたが、Aちゃんが明るくなったのならそれでいいや!と思うことにしました。

しかしAちゃんの周辺では妹が原因不明の病気にかかったり、弟がサッカーの練習中に転んで手首を骨折するなど災難は続いていました。
またAちゃんが欠席続けになり、Aちゃんの災難はまたまだ続きます。
父親の勤務先の会社が倒産し、母親が精神を病み、Aちゃんは日に日にやつれていきました。

――あの家には誰かいる。
Aちゃんの言葉が蘇りました。まさか。

私はそれを確かめるべく、夕飯を済ませると懐中電灯片手にAちゃん宅に向かいました。
Aちゃん宅はAちゃんの部屋の灯りがついているだけでひっそりと静まり帰っていました。

懐中電灯の灯りを窓に向けた時でした。誰もいない部屋の窓に真っ黒い影がこちらを見ていました。
本能的にこれは不味い!と判断した私は慌てて我が家に戻りました。
やはりAちゃんの話は本当だった。私は恐怖のあまり、布団の中で震えていました。

中学生に進学し、Aちゃんとは別のクラスになったこともあって次第に交流も減っていきました。
中学生二年生の時、Aは突然他校へと転入してしまいました。
Aちゃんが転入して間もなく、一切の家具・家電を放置したままAちゃん一家は忽然と姿を消しました。

その後、Aちゃんとは音信不通です。
現在は新たな住居人が住んでいます。
改築された家は相変わらず陰鬱な雰囲気を醸し出しています……。
Aちゃんが今も元気で暮らしているのか、そればかりが気がかりです。

長文に付き合わせて頂いた皆様、読みづらい点もあったことはありますがご了承下さい。読んで頂いてありがとうございました。

 
  • 匿名

    正直、話の内容が訳分からんし、誤字とか変な表現ありすぎて、好意的な読者の脳内変換で解釈しきれない。
    転入生は珍しいで、物珍しいは使わないと思う。
    Aちゃんの周りには取り巻き→Aちゃんの周りには人だかりのことか?
    いかにも勉強のできる真面目な生徒の印象、始めはどこか暗い印象ってどっちだよ?
    Aちゃんの家の印象も極端に変わってる。
    Aちゃんの父親は大企業の役職、はあ?近くに大企業とかの工場とかあるのか?そんなのが一家で越してくる利点がその土地にあるのか?
    町内会の裁縫教室なんだそれ?町内で裁縫教室を開いていたか?
    壁が焼けただれただけ、煤だらけの壁はどっちなんだ?壁が焼けただけ、煤だらけの壁か?
    焼けた壁をペンキ塗っただけの修理で済ますか普通?
    Aちゃんの周辺では妹や弟云々…妹と弟はAちゃんの家族で周辺じゃないよな?
    なんか凄すぎるよな?こんな文章が最後まで続くから話がさっぱりわからん

     
  • 匿名

    本当に読みづらい文章だった
    誤変換やおかしな表現、~です、~でした が多くて小学生の作文のようで残念

     
  • 匿名

    Aちゃん一家、今はどこにいるんだろう・・・

     

世にも奇妙な怖い話や都市伝説から不思議体験スピリチュアルまで…オカルト小説投稿/2chまとめサイト。1万3千話超えの厳選物語を貴方に★