【謎】見えないけど居た存在/HN:ボサノバ

今回は心霊ものか、空き巣強盗未遂なのか微妙なのです。と、言うのも私は見えてなくて、一緒にいた人達が見ているのです。

当時、海外赴任する叔父一家の留守番を頼まれて都会の高層住宅の最上階で暮らしていた。そこは叔父の家しかなく、エレベーターが開くと玄関だった。
一人暮らしには贅沢すぎる間取りと広さだった。自然と気のおけない友達が集まり、気付いたらホームパーティや女子会の場所となっていた。

問題のその日は休みで、朝からパーティ料理の仕込みをしていた。昼すぎに一段落、あとは時間みて最後の仕上げをすれば良かった。
朝から食べずにしていたので、タイミングよく友達たちがデリカテッセンや洋菓子店の差し入れを持ってきてくれ大助かり。

食後にコーヒーでも、と 用意していたその時、友達の顔がみるみるひきつり、震えている。
指差す方をみるが誰も居ない。

『男が………包丁もって、………入ろうとしてる』

『え??見えないよ?』

『ガラス割ろうとしてる!!』、『隠れた、隠れた!』、『見えんのか?』

『え、え~?』(私には見えないんだけど?)

管理人さんと、警察に連絡した。事情聴取も済み、警官から

『最近は空き巣や強盗事件が多くて。セキュリティ対策されていて良かったですね。外に包丁が落ちてましたよ、お宅のでも、友達のでも無いんですね。犯人の物かも知れないので預かっていきます』

その後はパトロール強化してもらったのだが。
あれは一体なんだったのか?

悪質な冗談をいう友達で無いだけに今でも謎です。

 

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