【心霊】職場旅行/HN:ロドリゲス

数年前、前の職場の旅行であった話。
俺は元々、子供の頃から霊感があり、何回か幽霊の類いは見た事あった。

職場で某温泉地に旅行に行くことになった。昼間は観光地を巡り、宿泊するホテルに。
そのホテルがかなりヤバい雰囲気をかもし出してる。
これは何かあったなと思いながら、宴会に突入。
一次会が終了し、何人かの同僚とホテルの外に出て二次会をしようという話になった。

ホテルの外に出て、温泉街を歩き、小さなスナックに入った。店に入るなり、店のお姉ちゃんがずっと俺を見ている。
席に着き、そのお姉ちゃんがおしぼりを渡しながら、「お客さん、霊感あるでしょ?」と聞いてくる。
驚きながら、あると答えると、彼女は自分も霊感があり、ある人間は分かるどのこと。
そんな感じだったので、自然と怖い話で盛り上がってしまった。

いつからか俺の右頭上がやけに重い雰囲気、話につられて出てきたかと思った瞬間、お姉ちゃんが悲鳴を上げて、トイレに駆け込んで行った。俺以外の人間はぽかんとしていた。
俺はあっちに行ってろと強く念じた。暫くすると重い雰囲気が消えたので、俺はトイレに。お姉ちゃんにもう大丈夫と声をかけた。
お姉ちゃんは恐る恐る出てきて、俺が座っていた席の右上を見てほっとしてる。

同僚たちは俺たちに質問してきたが、誤魔化しておいた。俺は見てないし、お姉ちゃんは話したくないみたいだった。
そこで怖い話は止め、他愛のない話に変えた。
お姉ちゃんはやっと落ち着いた様子で、お客さんは何処から来た?とか営業トークをしていた。

一時間ほど経ち、そろそろ帰るかとなり、お姉ちゃんが見送りに。
帰り際、お姉ちゃんがどのホテルに泊まってるのと聞いてきたので、○○ホテルと答えると、お姉ちゃんがしかめっ面になった。
理由を聞くあるとの、そのホテルは出ると噂があるとのこと。
何かあったか尋ねると、昔宿泊客が自殺したとのこと。

お姉ちゃんは恐る恐るお客さんは何階の部屋か聞いてきた。俺たちは七階だった。
その答えを聞き、お姉ちゃんはほっとしてる。
彼女曰く自殺した階以外では幽霊は見ないとのこと。

お姉ちゃんは俺に小声で、「お客さんは見えるから何階か教えておく」と話して来た。
俺は苦笑いを浮かべながら首を横にふった。その表情で彼女も理解したようだ。
その階は四階、俺は知ってた。

何故なら一次会の会場に一人で行く時、七階からエレベーターに乗り二階の会場に向かったが、誰もいないのに四階でエレベーターが開いた。
四階は薄暗く、微かに線香の香りが漂い、廊下には青白い顔をした男が俺を睨むように立っていた…

 

 

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