シャワー室


シャワー室

450 本当にあった怖い名無し sage New! 2006/04/16(日) 18:38:22 ID:bKY/mrQH0


つい先日まで、俺は出会い系サイトにおぼれていた。

週に3人くらい会わないと気がすまない。


その日も携帯で連絡を取り合ってホテルに入った。

顔もまぁまぁで性格も明るかったんで、「ラッキー!」と喜んでいたんだな、その時は。


2人でベッドに入って色々話しているうちに、普通と違うことに俺はすぐ気がついた。

笑いながら会話してるのに、ある瞬間その表情がいきなり変わって、物凄い表情で俺を睨んでる。


「え? 何か気に障ること言った?」


慌てて聞くと、え? 別にってまた元の表情に戻っている。

…なんかヤダナ~って思いながら、先にシャワーを浴びに部屋を出た。


シャワー室はガラス張りなんで、ベットルームから丸見えです。

体を洗って、何気に部屋にいる彼女の方を見たら…!!!


ものすごい形相で両手と両足、顔をベットルームからシャワー室のガラスにへばりつけて俺を睨んでる!!

マジ凍りついた。目をそらすこともできず、俺は固まった。


シャワーのお湯だけは流れっぱなし、だが俺はびびってしまってぴくりとも動けない。

その時初めてとんでもない状況になっていることが分かった。


視線を部屋の隅に移すと、ベットの脇に影のようなものが立っている。髪の長い女性だ。

さっきまで二人が話していたベットを見下ろすような形で、横を向いて立っている。


何がなんだか分からない、ただ「どうしよう…どうしよう…」と頭の中でこの言葉がぐるぐる回っているだけで、俺は何もできなかった。


ふと、後ろの女の影がゆっくりこちらに体を向けるのが分かった。

その時、俺の頭の中に


「すぐにこの部屋を出なさい」


って言葉が鐘のようにガンガン鳴り響いた。


耳鳴りなんてもんじゃない。

頭のすぐ横で鐘を鳴らされているような大音響だった。


その声にびっくりしてはじかれたように俺はシャワー室を飛び出した。

素っ裸なんて関係ない。一目散に部屋を飛び出し、ホテルのフロントに駆け込んだ。


何を話したかはよく覚えていないが、ガチガチに震えていたと思う。

後で服を取りに言ってもらった時は、部屋には誰もいなかったようだ。


知らない人と密室にいるのはとても怖い、とその時思い知った。

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