奇妙な手紙


奇妙な手紙

240 :1/3:2005/09/25(日) 20:36:55 ID:xGOQa+FJ0


私が高校生のときの話です。


ある日、私のもとに見知らぬ人から手紙が送られてきました。

住所を見るとかなり遠くに住んでいる人です。

その中身は奇妙なもので、私に1年ほど前に助けられたと書いてあります。


ずっとお礼が言いたかったが、名前も住んでいる場所もわからなかった。やっとそれらがわかったので手紙を送ります。

直接会ってお礼をしたいのだが、遠くに住んでいるし体が弱く遠出ができないので手紙で失礼をします、云々というようなことが書いてありました。


家族の誰かと誤解しているのかと思い聞いてみましたが、ちょっとした日常的な人助けならあるがそこまでして礼を言われるほどの人助けは記憶にない、と言われました。

その手紙には具体的な内容が書いてなかったので、こちらはそれほど礼を言われるような人助けをした記憶がないので人違いではないか、よければ具体的にその内容を教えてもらえないか、といった内容の返事を書きました。


そもそも、もともと名前すら知らなかった相手の住所まで調べ上げるとはいったいどのようにしたのでしょうか。

お礼を言うためとはいえ、少し不気味な感じもしました。


やがてまたその相手から手紙が来て、その具体的な内容が書かれていましたが、私も私の家族もまったく覚えがないことでした。

それゆえ、その旨を書いた手紙を相手に送りました。


すると、また手紙が来ました。

どうやら人違いのようで騒がせて申し訳なかったというような内容が書かれた後、自己紹介が書かれていました。

私と同い年の女性だそうです。


はじめの手紙にも書いたように、自分は体が弱く学校にもあまり行っていないので友人が少ない、どうやらあなたは私と同い年のようなので、これを縁にもしよければ文通をしてもらえないか、というようなことも書かれていました。

そして、本が好きで特にこれこれこのような本が好きだというようなことも書いてありました。


なんだか妙なことになったなと思いながらも、私も本は好きですし文章を書くのも好きでしたから(それに同い年の女性ですし)返事を書きました。


こうして半年ほどその文通は続いたのですが、ある日彼女からの手紙の封を開けようとすると、ふとした拍子に貼ってある切手がはがれて落ちてしまいました。

私はそれを拾い上げ、なんとはなしに裏返して見てみました。


すると、その裏の白い部分に小さな字で


「貴様が憎い。貴様を殺してやる。呪ってやる。死ね、死ね、死ね」


などといった呪詛の言葉がぎっしりと書かれていたのでした……。

http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1125652298/l50

 

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