【怪談】深夜のドライブ/HN:ロドリゲス

自分の話が掲載されたので、調子に乗ってもう1つ体験談。

20代の頃はストレス解消がてら週末は深夜のドライブをするのがお決まりになってた。目的地は特に決めず、気の向くまま車を運転していた。

意識してないと何かに呼ばれるように、嫌な感じがするトンネルを抜けてダムに続く一本道に行ってしまう事が多かったけど…(そのトンネルでの体験談はまたの機会に)。

その日は国道を調子良く走っていた。俺の住む県から東に向かい、隣の県を通過し、その隣の県に差し掛かった時だった。

俺の車の前にノロノロと走る車が現れた。深夜の国道なのにスピードは30kmぐらいしか出てない。それだけじゃない、フラフラ左右に蛇行しながら走っていた。

「居眠りか?」俺はイライラしながら前の車を見つめた。時折立つ街灯が前の車を照らし、運転席を微かに照らし出す。良く見ると助手席に女がいて、運転手の肩にもたれ掛かっているのが見えた。

「いちゃついてるのか!」そんな運転しているのと、その時独り身だった俺はムカつき、パッシングした。前の車はパッシングされたので、道路の広いところで車を路肩に止めた。

俺はスピードを上げながら、前の車を抜かした。抜かしながらどんなヤツが乗ってるんだ?と車に視線を送った。運転手は50代ぐらいの親父だった。助手席の女は…

いない!? 確かに髪の長い女がもたれ掛かっていたのに、そこまで見えたから見間違いではない。

遠ざかる車をバックミラーで確認しながら運転すると、その運転手は車のハンドルに区っ潰していた。その時、俺の車の中に舌打ちの音が響いた。

俺は悲鳴を上げながらスピードを上げて、走り去った… その日はそれ以上何もなかったが、あの親父は無事に家に帰れたのだろうか?

 

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