【心温まる霊】猫/HN:ロドリゲス

実家で暮らしていた時の話。

当時、俺は二階にある自室で寝ていたのだが、寝る時には姿を見せない飼い猫(♂:レオン)が夜中に俺の布団に潜り込むのが日常だった。その猫は決まって俺の足元で寝ていた。

ある日の夜珍しく、枕元に猫の気配を感じて目が覚めた。珍しいなと思いながら、寝返りをうったら、足が猫にぶつかった。しかし、頭の方でも猫の気配を感じている。

「レオン?」と飼い猫を呼ぶと、足の方から二ャーと返事が聞こえる。じゃあ、頭の方で感じる猫は?

ふと思い出し、「リア?」と呼んでみた。すると頭の方から嬉しそうな二ャーと返事が聞こえた。

レオンを飼う前、うちにはリア(♀)という名の猫を飼っていた。しかし、事故にあい死んでしまったのだった。リアもレオンも俺が拾って来た猫だった。

今まで気づかなかったが、リアは死んでも、俺のそばにいて、生前の様に俺の枕元で寝ており、だからレオンは足元で寝ていたのだ。

それからもたまには枕元で猫の気配を感じては「リア」と声をかける時があり、その度に返事が聞こえた。

 

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