【SS】先生/HN:ロビンM

ある日を境いに可愛いがっていた猫のちーこが家に帰って来なくなった。

子猫の頃に拾って大事に育ててきたちーこ。真紀はちーこが立ち寄りそうな場所を隈なく探し回ったが、どこにもその姿は無かった。

学校で親友にその話をすると、彼女も一緒にちーこを探してくれると約束してくれた。

その日の下校時に親友と川沿いの土手でちーこを探していると、橋の上から自転車に乗った担任の先生が声を掛けて来た。

「おーい、猫探しもいいが暗くなる前に帰るんだぞー!最近事件が多くて物騒だからな!」

「はーい!」と返事をして自転車にまたがり走り去って行く先生を目で追う。

「もう今日は帰ろうか?」親友が鞄を肩に掛けながら言う。

「そうね…てかちーこがいなくなった事先生に言った?私この事優子にしか話してなかったんだけど…」

「いや、私誰にも言ってないけど…」

反対側の土手に目をやると、自転車を停めてこちらをジッと見つめる先生がいた。

【了】

 

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