【不思議】履歴/HN:すててこ

これは先日私が見た夢の話です。不思議だったので投稿します。

舞台は以前住んでいたマンションのリビングと思われます。
中学生のころに一年だけ住んでいた場所でリビングが広く、中庭のようなスペースにつながっています。
しかし、今から考えると不思議なことなのですが、一年もいて一度もその中庭に出ようとすらしたことがありませんでした。
マンションの一階のくせに茂みに覆われて日当たりが悪く、私たち家族が来たときはお化け屋敷のような状態でした。

そしてリビングも広さとは裏腹に、明かりをつけるところが変なところに一つしかなく、大きい明かりをつけても部屋を照らしきることができず、いつも薄明かりの部分ができてしまうのです。
結局違法建築の問題で別のマンションにうつりましたが、それまでに何度か金縛りにあったり、人影を見たりしていました。

夢は、その家のリビングで私が友達や家族とメールで連絡をとっている場面からはじまります。
携帯はなぜか二台もっていて、どちらも見覚えはありませんでした。
リビングには私一人、家のなかにも私一人のようで、留守番のようなイメージでした。

ただ夢にありがちな、そのときはなにも違和感がなくそういうものだと思ってメールを楽しんでいました。
内容は覚えていませんが雑談みたいなものをひたすらしていたように思います。

しばらくメールをしていると、片方の携帯電話が鳴りだしました。

ピピピピピピピ

少し前の電子音のような着信音でした。私は突然鳴り出したことに少し驚きましたが、普通に電話に出ようとしました。

ピピピピピピピピ

……あれ?

携帯はどこをさわっても着信音がなり続けるのみで他に何も動作しません。画面も真っ暗でただ着信音のみが薄暗いリビングに響いています。

ピピピピピピピピピピピピピピ

………!

何かいけないものがくると直感しました。背筋が寒く感じ、部屋はさっきより一層薄暗く感じます。

絶対に何かくる。

恐怖が確信に変わりました。こういうとき私は頭の中でお経を唱えることにしています。とりあえずあたりが見渡せるように背を壁に押し付け、必死に唱えます。

………!!

これは私の至らないところなのですが、お経を長年唱えていないからか、途中で忘れてしまっていることに気づきました。

このままお経をつづけられなければ終わる

なぜか夢の中の私はそう思いました。

リビングはいつの間にか真っ暗になっていて、携帯の黒い画面の薄明かりと着信音が鳴るたびに光る緑のランプの点滅のみが見えます。

あっ!!

私は咄嗟にもう一台の携帯が暗闇でぼんやり光っているのを見つけました。そしてそれを手に取り、お経の続きを検索したのです。検索できるかの不安は不思議とありませんでした。

あった!

 
 
気づくと私は大量の寝汗をかいた状態で布団に横たわっていました。

しばらくは気分を落ち着けて頭のなかを整理していましたが、だんだんなんだ夢だったのかと落ち着いてきました。私はそばにおいてあった携帯を手にとりました。

 
あれ?

携帯の検索履歴に

お経 続き

と打った覚えのないものがはいっていました。

 

世にも奇妙な怖い話や都市伝説から不思議体験スピリチュアルまで…オカルト小説投稿/2chまとめサイト。1万3千話超えの厳選物語を貴方に★