最期のその瞬間まで/HN:ひそか

先日、叔母が亡くなりました。

病院の看護師さんたちや看護していた従姉の話では、病床にありながら常に「よかったね」「嬉しいね」「ありがたかったね」といった言葉を喋っていたそうです。

癌の末期でやや認知症も伴っていたのですが、あまりの痛みに思わず「痛い!」と言ってしまったときに、従姉(叔母にとっては娘)が「痛いの?」と声をかけると

「違うよ。みーんなが優しくしてくれるから、ずっとここに居たいってことだよ」と笑って言ったそうです。

看護休暇をとり病室に泊まり込みで付き添ってくれている娘に心配させまいと、叔母なりの思いやり溢れるジョークだったのでしょう。それを聞き、更に泣けてきました。

日頃、あまりの部屋の散らかりように「何これ、もういやになる!」など一人でぶつぶつ小言を言ってしまう私は反省しました。

私は、自分が病床に就いたとき、そのような感謝の言葉を発したり、付き添ってくれている子供への配慮ができるような母親でいられるだろうか。

最期の瞬間まで娘を思いやる母親であり、周囲に感謝の気持ちを持っていた叔母、そして同様に昨年他界した母を尊敬し私もそうありたいと思いました。

前向きに、そして周囲に感謝の気持ちを持って生きること…。それは簡単なようでなかなか難しいことです。

しかも私のように「あっ、またこんなに汚れてる。昨日きれいにしたのに」なんてことを長年言い続けてきてしまった愚かな人間にとっては大変難しいことですが、亡き母や叔母のことを思いだし努力したいと思います。

お母さん、叔母ちゃん、見守っていてくださいね。

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