タグ別アーカイブ: 怪文書

【怪文書】僕をコロシタのは /HN:ロビンM

… 暗い 辛うじて動く指先 声が出ない 背中が冷たい 暗闇の外から 聞き覚えのある声がする 父さんだ 最後の記憶が頭に過る 宙を舞い 叩きつけられた アスファルトに身を削がれ 言葉に出来ない衝撃が全身を壊した 僕は 僕は … 続きを読む 【怪文書】僕をコロシタのは /HN:ロビンM

 

【怪文書】瞳に映る自分/HN:すててこ

自分が何ものかを考える際、一つの手段としてまわりを観察する、というものがある。まわりを観察し、そうして自らが何者か、その像を結ぶのだ。 この操作の有効性は、自分という存在が他者に影響を与えていることを示すだろうし、逆もま … 続きを読む 【怪文書】瞳に映る自分/HN:すててこ

 

【怪文書】手紙に隠された謎/HN:早坂正彦

「早坂先生どうもお久しぶりです。」と挨拶も早々に突然、訪問してきたのは学生時代の後輩である戸島一樹だった。 人懐っこい面立ちに、屈託ない笑顔で玄関に立っている。 「おやっ?戸島君か久しぶりだねぇ。」 と懐かしい後輩の訪問 … 続きを読む 【怪文書】手紙に隠された謎/HN:早坂正彦

 

【怪文書】小野原家の悲劇/HN:早坂正彦

私が埼玉の春日部に住んでいたのは、もう数年前になる。 近所の子どもたちが公園で遊ぶ笑い声が絶えず聞こえ、散歩している時の私に「こんにちわ。」と元気よく挨拶をしてくれるグループがいたのをよく覚えている。 そのグループの中で … 続きを読む 【怪文書】小野原家の悲劇/HN:早坂正彦

 

【怪文書】死亡予定通知/HN:せってん

「おっ、父さん明日電車に飛び込んで死亡か……」 父は、政府から届いた死亡予定通知を読みながらそう呟いた。小学生だった自分には何が何やら分からなかったが父は、翌日電車に飛び込んで亡くなった。 それから喪服の親戚が集まり、「 … 続きを読む 【怪文書】死亡予定通知/HN:せってん

 

【怪文書】変わりゆく季節の中で貴女を想い続ける/HN:早坂正彦

付き合っていた彼女が亡くなったのは突然だった。 俺は彼女の悩みに気付いてやれなかったのか…… とても愛していた彼女の墓前に手を合わせ、 2年前の出会いを思い出す。   【春】 俺が美咲と出会ったのは、専門学校1 … 続きを読む 【怪文書】変わりゆく季節の中で貴女を想い続ける/HN:早坂正彦

 

【怪文書】口煩い彼女/HN:0.血苺

「あたし、幼児言葉話す男ってダメなのよね」 「幼児言葉?」 「そう。“ねえ、チューちても良いでちゅか?”とか、“ボク、あれが欲ちいの”とかさ」 「何、それ…居ないだろ、そんな奴」 「結構居るんだって!あんたはそんな言葉使 … 続きを読む 【怪文書】口煩い彼女/HN:0.血苺

 

【怪文書】お前が獸だ/HN:早坂正彦

カメラにRECが表示され、古びた廃屋にいる5人の男の姿が映し出される。 そして5人の内、一番右にいる豊田の方へカメラがズームされる。 豊田「なあ鈴木、本当に川崎は殺されたのか?」 豊田の隣にいる鈴木が答える。 鈴木「多分 … 続きを読む 【怪文書】お前が獸だ/HN:早坂正彦

 

【怪文書】決着/HN:ロビンM

「いてて、ミシシッピワニに噛まれた傷が疼くわ!」 突然、こう発した徳井の一言で周りの空気はガラリと一変した。 みると徳井は顔を通常の二倍程に膨らましたまま胡座をかいて空中浮遊している。 森は万年床の煎餅布団から脱出する為 … 続きを読む 【怪文書】決着/HN:ロビンM

 

【怪文書】誰もが皆知ってる/HN:白蓮の王子様

何故、そうなってしまったんだろうか。全て、違えてるのに。そう知ってるのは、私だけのようだ。確かに何もかも変だ。 『卓上にある、聖白持ち帰ってね』 『鈴薯は、如何に致しますか』 知ってる台詞なのに、分かんない言葉。過ぎ去っ … 続きを読む 【怪文書】誰もが皆知ってる/HN:白蓮の王子様

 

【怪文書】面接にて/HN:風香

先日、ある企業の面接に行ってきた。学生8人での集団面接だった。 自己紹介と志望動機からはじまり、あたりさわりのない質疑応答が続いた。 いくつかの質問のあと、面接官が私たちにこう問いかけた。 「あなたの母親と恋人が川で溺れ … 続きを読む 【怪文書】面接にて/HN:風香

 

【怪文書】神の愛/HN:いくゆみ

見知らぬお婆さんに声を掛けられた。 見るからに怪しくて関わり合いたくない。 「これを持っていると神さまに愛されるんだよ」 安物っぽいキーホルダーだった。 神さまに愛される…か。 そりゃあ、さぞかし幸運になるんだろうな。 … 続きを読む 【怪文書】神の愛/HN:いくゆみ

 

【怪文書】笑い声/HN:ロビンM

俺は全てを失った。 ゴーゴーと車とバイクが行き交う道路。薄くなった中央線をぼんやりと眺めながら俺はまたいつもの溜息をついた。 「もう…しのう….か…」 思えばこの一週間の間、毎日の様にここの歩道橋を訪れては、何時間も10 … 続きを読む 【怪文書】笑い声/HN:ロビンM

 

【怪文書】奇怪(機械)な犯罪/HN:いくゆみ

ドドドドッ 銃声と共に機械のような声がした。 『金を出せ』 声がした方を見ると5台のラジコンのような機械が飛んでいた。 テレビで見た事がある。 ドローンって言うんだっけ。 『一般人は銀行の窓口内部へ移動しろ!窓口内部から … 続きを読む 【怪文書】奇怪(機械)な犯罪/HN:いくゆみ